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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
21/297

第21首 心にある花

いろみえで うつろうものは よのなかの ひとのこころの はなにぞありける

(小野小町)

 あなたに一つ問題を出すね。

 色が無いのに色あせてしまうもの、なーんだ。

 花の色がうつるのは目に見えるよね。

 これは目に見えないの。

 目には見えずにうつるもの。

 それはね……。

 この世にいる人の心の花だよ。


【ちょこっと古語解説】

○で……「~ないで」の意。「見えで」で、「見えないで」くらいの訳。

○移ろ()……色があせること。

○人……ここでは、一般に人という意味。

○ける……元々の形(=辞書で引くときの形)は「けり」である。和歌の中で使われると、「~だなあ」という詠嘆の意を表す。

色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞありける

(古今和歌集/恋5-797)

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