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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
万葉の歌
207/297

第206首 心揺らす風

きみまつと わがこいおれば わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく(額田王)

 秋の一夜に恋しいあなたを待ちわびている。

 今夜は来てくれるかもしれない、いいえ、きっと来てくれる。

 ふと簾が揺れたのに、心も揺れて、振り返ったわたしは目を伏せる。

 あなたの訪れだと思わせた秋風の憎らしさ。


【ちょこっと古語解説】

○恋()……元の形は「恋()」で、「恋しく思う」の意。

○ば……「~すると」ほどの訳。「~したら」という仮定の意味ではないので、注意が必要。

屋戸(やど)……家のこと。

君待つと我が恋ひ居れば我が屋戸の簾動かし秋の風吹く(万葉集4-488)

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