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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
万葉の歌
192/297

第191首 止まない心

あきのたの ほのえにきらう あさかすみ いずえのかたに わがこいやまん(磐姫皇后)

 秋の田に稲穂が豊かに実っている。

 穂の上には、明け方の霧がかかる。

 この霞は、やがてどこかへと消えてしまうだろう。

 でも、わたしの恋心が消えて止むことはない。


【ちょこっと古語解説】

()()……霧・霞などが辺り一面に立ち込める。

○朝霞……朝に立つ霞。霞とは、空中に微細な水滴が漂い、空や遠景がぼんやりとする現象。

何処(いずえ)……どのあたり。どちら。

()……推量を表す助動詞。「~だろう」くらいの訳。

秋の田の穂の上に霧らふ朝霞何処の方にわが恋ひ止まむ(万葉集2-88)

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