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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
174/297

第173首 滝の涙落ち

せきあえぬ そでよりおちて うきことの かずにもあまる たきのしらたま

 袖からあふれるほどのぼくの涙。

 まるで滝の飛沫のようで、止めることができない。

 泣いている回数は、君のひどい振る舞いより多いはず。

 君につらくされるたび、一度きりじゃない、何度も泣いてしまうのだから。


【ちょこっと古語解説】

○せき……元の形は「せく」で、「せき止める」こと。

○あ()ぬ……元の形は、「あへず」で、「~しようとして~しきれない」の意。

()き……元の形は「憂し」で、つらい。

○滝の白玉(しらたま)……滝の飛沫のことだが、古今和歌集のある和歌の表現を元にしており、ここでは、涙を表す。

せきあへぬ袖よりおちて憂きことの数にもあまる滝の白玉(新続古今和歌集)

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