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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
171/297

第170首 まずいいえ

もがみがわ いなとこたえて いなぶねの しばしばかりは こころをもみん

 結婚の申し込みをしてきた彼。

 最上川を走るいな舟じゃないけれど、ちょっと急すぎるかな。

 受けてあげてもいいんだけど、まずは、いな、と答えよう。

 それでもわたしのことを諦めないか、気持ちを試してあげるの。


【ちょこっと古語解説】

○最上川……山形県南部の山地に発して、中央部を北に流れ、酒田市で日本海に注ぐ川。急流として知られる。

○いな……いいえ。

○いな舟……刈り取った稲を積んで運ぶ小舟。

○しばし……しばらく。

()……意志を表す助動詞。「~しよう」くらいの訳。

最上川いなとこたへていな舟のしばしばかりは心をも見む(新後拾遺和歌集)

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