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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
166/297

第165首 旅先の一夜

つゆしげき のがみのさとの かりまくら しおれていずる そでのわかれじ

 露に濡れた野上の里で仮の宿り。

 一夜の慰めが百年の恋へと変わる。

 別れに打ちひしがれつつ宿を立つ。

 重たい袖は露のせいか涙のせいか。


【ちょこっと古語解説】

○しげき……多い、こと。

○野上……岐阜県不破郡関ヶ原町の地名。もと中山道(なかせんどう)の宿駅。遊女(ゆうじょ)(招かれて、歌舞・音曲を演じるなどして、客を楽しませることを職業とする女)の里として知られていた。

(かり)(まくら)……旅先で宿泊すること。

○し()れ……元の形は「しをる」で、「悲しみにうちひしがれる」の意。

露しげき野上の里の仮枕しをれていづる袖のわかれ路(新拾遺和歌集)

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