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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
150/297

第149首 万象の悲し

そらのいろ くさきをみるも みなかなし いのちにかくる ものをおもえば

 空の色を見ても、草や木を見ても、物悲しい。

 それはわたしの気持ちが沈んでいるからだろう。

 あの人への思いに、この身も沈みそう。

 この恋は、命に届く。


【ちょこっと古語解説】

○かなし……ここでは、「悲しい」の意味だが、「愛しい」という意味でも使われる。

○かくる……元の形は「かく」で、ここでは、関わる、ほどの意。

○物を思()……元の形は、「物を思ふ」で、物思いをすること。

○ば……「原因・理由」を表す助詞。「~なので」くらいの訳。

空の色草木をみるもみなかなし命にかくる物を思へば(風雅和歌集)

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