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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
15/297

第15首 冷めた恋心

さむしろに ころもかたしき こよいもや われをまつらん うじのはしひめ

(詠み人知らず)

 狭いベッドの上、衣を脱ぐきみの姿が目に浮かぶ。

 どうしても会いに行く気になれない。

 きみに対する気持ちがいつからそうなってしまったのか。

 それでも、きみは、今夜もぼくを待っているのだろうか。

 可憐な姫のようなきみは。


【ちょこっと古語解説】

狭莚(さむしろ)……狭い莚。莚とは、敷き物の総称。

○衣(かた)()き……衣を片方だけ敷いて。男女が共寝するときは、双方の衣を、敷いたり掛けたりする。片方だけ敷くとは、つまり、自分の分だけ敷くということ。

○や……疑問を表す語。「~か」の意。

○ら()……「~しているだろう」の意。

狭莚に衣片敷き今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫

(古今和歌集)

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