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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
145/297

第144首 月を見ても

つきはただ むかうばかりの ながめかな こころのうちの あらぬおもいに

 夜の空に月が輝いている。

 美しいその姿を、楽しめない。

 ただ目を向けて眺めているというだけ。

 せっかく月を見ているというのに、どうしても別のことを考えてしまう。

 それはあの人のこと。

 今頃何をしているんだろう。


【ちょこっと古語解説】

○ながめ……ここでは単に「眺めること」の意だが、「物思いにふけること」の意もおさえておきたい。

○かな……詠嘆を表す助詞。「~だなあ」くらいの訳。

○あらぬ……「ほかの・別の」の意。

月はただ向かふばかりのながめかな心のうちのあらぬ思ひに(風雅和歌集)

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