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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
135/297

第134首 暮を待つ間

くれをだに なおまちわびし ありあけの ふかきわかれに なりにけるかな

 あの人には、また夜に会える。

 しかし、その夕暮れを待つことさえ耐えがたい。

 有明の月の輝き。

 その下でなされた別れは、とても辛いものになってしまった。


【ちょこっと古語解説】

○だに……「~さえ」の意。

○待ちわび……元の形は「待ちわぶ」で、「待ちくたびれる」の意。

○し……元の形は「き」で、過去を表す助動詞。

有明(ありあけ)……まだ月が残っているうちに夜が明ける、その夜明けのこと。

○に……元の形は「ぬ」で、完了を表す助動詞。

暮をだになほ待ちわびし有明のふかきわかれになりにけるかな(続千載和歌集)

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