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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
130/297

第129首 雲の思い出

いまさらに そのよもよおす くものいろよ わすれてただに すぎしゆうべを

 何ということもなく過ごしていた夕暮れ時。

 ふと見上げると、美しくはかない色に染まる雲。

 昔、彼女と付き合っていたころのことを、今、思い出してしまった。


【ちょこっと古語解説】

()……「世の中・世間」という意味もあるが、ここでは、男女の仲、のこと。恋の和歌ではこの意味も覚えておきたい。

○もよ()す……「引き起こす・誘い出す」の意。

○し……元の形は「き」で、過去を表す助動詞。「~た」くらいの訳。

(ゆう)べ……「夕暮れどき・夕方」のこと。

今更にその世もよほす雲の色よわすれてただに過ぎし夕べを(玉葉集)

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