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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
116/297

第115首 夢にできず

わすれねよ ゆめぞといいし かねごとを などそのままに たのまざりけん


 忘れてしまいましょう、このことは夢として……。

 あの夜二人で言い交わした約束の言葉。

 どうしてあの言葉通りにしなかったのだろう。

 夢として忘れていさえすれば、今これほど苦しむことはなかったのに。


【ちょこっと古語解説】

○ねよ……元の形は「ぬ」で、完了を表す助動詞、その命令形。「~てしまえ」くらいの訳。

○かねごと……前もって言っておく言葉。約束のこと。

○など……どうして。

○たのま……元の形は「たのむ」で、「頼りにする」

○ざり……元の形は「ず」で、打消を表す助動詞。

○け()……過去の推量を表す助動詞。「~ただろう」くらいの訳。

忘れねよ夢ぞと言ひしかねごとをなどそのままにたのまざりけむ(新後撰和歌集)

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