初哨戒2
調子に乗っていた。
そこら辺にいる通常種の攻撃をもろに食らった。
「こちら管制塔、Saa31ーKー41、哨戒を続行せよ。まだ日が暮れるまで40分ある。」
「こちらSaa31ーKー41、了解しました。」
哨戒を続行する。油断し、魔力場投影装置を切っていたため、つける。
夕焼けの空を雲の上から眺める。そして機体を動かし、索敵する。
雲が目の前を走り、弾丸が前をー
「は?」
まず持って会敵の機会すらない、飛行種がいた。
「こちらSaa31ーKー41、至急援護求む。飛行種と会敵。」
「こちら管制塔、只今を持って緊急配備を発令する。全機至急集合せよ。」
レーザーを乱射し、動きをけん制する。(全部よけられる)
魔力場投影装置が魔力をためている兆候を示しすぐに回避行動をとる。(左斜め下をやばそうな光の奔流が駆ける)
「こちらSaa31ーEー2、援護する。」(Saa31-E-2に体が向く)
「こちらSaa31ーEー2、ショックを試みる...成功」(相手が硬直する)
「こちらSaa31ーKー38、フォックス1」(迎撃される)
「こちらSaa31ーGー22、バリア起動...後6秒」(ヘイトがSaa31-G-22に向く)
「こちらSaa31ーCー4、一旦離れろ...魔力反応低下に成功。」(動作のキレ、攻撃力、速度が下がる)
「こちらSaa31ーKー28、フォックス1」(命中したが、致命傷にはならず)
「こちらSaa31ーKー42、フォックス1」(迎撃される)
「こちらSaa31ーKー16、フォックス1」(命中し、シールドを生成していたと思しき器官が消える)
「こちらSaa31ーTー38、フォックス42」(体に傷をつける。ヘイトが向いた。)
「気を付けろ、Saa31ーTー38、ロックオンされている!」(Saa31-K-33君に攻撃がぶち当たる)
「こちらSaa31ーKー33、帰投する。」(追撃される)
「こちらEfctー32、全体出撃させる。」
「こちらSaa31ーTー38、Efctー32、着艦許可を。」
「こちらEfctー32、Saa31ーTー38、着艦を許可する。」(レーザーで片目をつぶされる)
「こちらSaa31ーEー2、敵攻撃まであと8秒。各自回避行動を取れ。」
夕焼けに映える味方の閃光と、敵ながら素晴らしい回避が織りなす光の物語は、彼に牙をむいた。
「こちらSaa31ーKー41、墜落します」(無視される)
「R機体はいないか!?早くしろ!」(R機体は救助用の機体)
「ここにR機体はいませんよ...」
「ああ...」
「こちらSaa31ーcor、Saa31ーKー41、墜落。彼女に幸運を。」
「...こちら管制塔。理解はした。」
次回から走馬灯編に入ります