到着
その新人たち5人は16時に622番軍事基地にたどり着いた。
「---より報告です。新人5人、確かに622番基地へ到着しました。」
「ご苦労。機体は後で。」
「了解しました。」
「基地の居住区域は40メートル直進して右折すればわかる。荷物を起き、1630までにここに集合しろ。」
「了解しました。」
「解散」
30分後...
「全員集合致しました。」
「よろしい。基地内部の様子は追々覚えていけ。」
「はい」
「こっちに来い」
「はい」
基地内ドックにて
「こいつがここ622番基地で使用されているSaa31ーKだ。諸君らの任務は、こいつに乗っての空を哨戒し、我が国の脅威を見つけ次第破壊することだ。」
「任務開始時刻は1720から。それまで各自休み、軍学校で習ったことを思い出せ。では、解散。」
Saa31ーKのスペック
○武装:レーザー2門:この世界では「レーザー」と呼ばれているが、実は「実体のない」弾丸である。(つまり弾くことができるし、鏡で反射させることもできる。)
威力はモリブデン鋼(SKH58)厚さ3メートルを貫通できるほど。
○火球魔法陣1門:半径6メートル、2100℃の火球を作る。1度発射してから20秒立たないと撃てない。
○追撃弾魔法陣(氷)1門:現代のミサイルと大差ない。爆発はしないが、着弾時、盛大に砕け、破片をばらまく。
○レーダー:レーダー半径600キロメートル。体調6センチメートル以上のほぼ全ての動物を観測できる。
○魔力場投影装置:魔力場の様子を写す。
○航続距離六千キロメートル、最速時秒速200メートル。