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弾丸に込められる思い
俺は今日もこの戦場を走る。
【戦えりし弾丸】
第一話【監視し弾丸】
今日もこの戦場に俺は送り出される。妄想でも、虚言でもない、事実。日本はこの2120年に大きく変わってしまった。過去に日本は四度の小規模戦争に巻き込まれ日本の情勢は悪化していった。子供は満足に飯を食えず。老人は飢え死にをする。日本から【日本円】は消え、いまは配給制に代わっている。日本は他国からの攻撃に耐えた。だが、憲法を昔の総理は変えようとせず、日本は戦いに受け身になりすぎてしまった。結果日本はすたれていった。
??「ようクレコレ、調子はどうだ」
いつものように同期が話しかけてくる。
「おかげさまで、さっきの部隊を全滅さしたからな。その功績で俺は少しの間の休暇を受け取ることにしたんだ」
「へー、休暇を受け取った次の行動が射撃場で訓練ね」
「仕方ないだろ、戦をかけるものとして訓練は怠ってはいけない。戦場に行かないことが俺にとっての休暇だ」
「変わってるね・・・」