二つの世界の螺旋カノン
なんで記憶が……二つあるんだ? 多世界解釈的SFオカルトサスペンス
文科系サークル映画研究会に所属する大学生磯野。彼は、八月七日を境に奇妙な世界に迷い込んでしまう。色彩が薄く、無人・無音の空間。その異世界との接触以降、超常現象に巻き込まれていく。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※12話×2部の計24話完結を目指し連載中です。1話あたり2万字で更新します。
※25話が最終話となりました。
文科系サークル映画研究会に所属する大学生磯野。彼は、八月七日を境に奇妙な世界に迷い込んでしまう。色彩が薄く、無人・無音の空間。その異世界との接触以降、超常現象に巻き込まれていく。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※12話×2部の計24話完結を目指し連載中です。1話あたり2万字で更新します。
※25話が最終話となりました。
星降る世界の螺旋カノン 上篇
13-01 ****――*****……
2019/11/06 19:27
(改)
13.三つ目の世界
13-02 る ー ト――ろ く ジ――2 じ ゆ ウ め ー ト ル
2019/11/07 19:33
(改)
13-03 あなたと、もう一人の霧島榛名を救い出すためにここにきました
2019/11/08 19:59
(改)
13-04 すでに十二名がこの駅構内に侵入しています
2019/11/09 19:50
(改)
13-05 なんであのとき、俺は彼女の忠告を無視した?
2019/11/10 19:49
(改)
13-06 飛び降りるんだ。ここから
2019/11/11 20:17
(改)
13-07 俺は――殺されるためにここにきたのか
2019/11/12 20:19
(改)
13-08 敵を撃てよクソッタレがあああああああ!!
2019/11/13 19:29
(改)
14.白い部屋
14-01 三日経っても帰ってこないって……やっぱり、なにかあったのかな
2019/11/14 20:00
(改)
14-02 これで、首の……頸動脈を切れってことか
2019/11/15 20:00
(改)
14-03 ……東京都、ということは……ここは、日本なんですか?
2019/11/16 20:44
(改)
14-04 きみたちのいる世界とこの世界の水分の性質は、すこし違うらしい
2019/11/17 19:55
(改)
14-05 この世界を安定させるにはどうするのが一番良いと思う?
2019/11/18 22:09
(改)
14-06 ばびばとう
2019/11/19 19:44
(改)
14-07 選択した結果が運命なのだ。だから、運命を恐れる必要はない。後悔の必要も
2019/11/20 19:45
(改)
14-08 ……お前は、誰なんだ?
2019/11/21 19:40
(改)
15.彼女の名前
15-01 助けてもらったことには感謝している
2019/11/22 19:50
(改)
15-02 きみは死ぬことは無いだろうが、彼女は命を落とすだろう
2019/11/23 19:57
(改)
15-03 けどね、死ぬ経験ってのは、出来ればしたくないものなんですよ!
2019/11/24 19:35
(改)
15-04 ……頼む、お願いだから俺を――
2019/11/25 20:44
(改)
15-05 大丈夫。あなたは生きています。だから、もう、大丈夫
2019/11/26 19:38
(改)
15-06 八月七日の晩、きみが我われの指示に従ってくれたことに感謝している
2019/11/27 19:52
(改)
15-07 この世界を、消滅させてほしい
2019/11/28 20:25
(改)
15-08 なぜ人類に反乱を起こしたAIの名前を?
2019/11/29 20:57
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16.メッセージ
16-01 たった一人の生死を、そんな理由で勝手に決めつけやがって!
2019/11/30 20:32
(改)
16-02 あのとき、あなたが――受けとめてくれたから
2019/12/01 21:26
(改)
16-03 彼らもまた、イソノさんの遺伝子を利用してバルク空間へアクセスしようとしている
2019/12/02 22:00
(改)
16-04 わたしは八月七日に、霧島榛名さんと一度接触しているんです
2019/12/03 20:49
(改)
16ー05 都市のいたるところにある監視カメラの視界から彼女は避けているのだろう
2019/12/04 20:34
(改)
16-06 この世界と磯野さんの世界の時間進度は、おそらく同じなのだろうと思います
2019/12/05 19:59
(改)
16-07 こちらにあるのがベガ、いわゆる織姫星、もう一方が、アルタイル――
2019/12/06 19:24
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16-08 磯野くん、きみだけでも、もとの世界に戻って、すべてを、もとどおりにしてください
2019/12/07 20:05
(改)
17.襲撃
17-01 新東京駅上空には、NSAによるドローンが作戦範囲を監視しています
2019/12/08 19:16
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17-02 ウォルター・ナッシュ作戦副部長および、彼の周辺の数名しか把握していない
2019/12/09 20:17
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17-03 まずい! HAL03、イソノさん、CIAの二チームが動いていない!
2019/12/10 21:00
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17-04 これは、生存している世界の数、この世界で重なり合う、すべての、可能性なのか
2019/12/11 19:49
(改)
17-05 ――ありがとう、ハル
2019/12/12 20:15
(改)
17-06 撃ちたいなら撃て。ただし、撃つなら正確に、ここを狙え
2019/12/13 20:23
(改)
17-07 ううん。いまは、その名前だけわかれば大丈夫。あの人は、命の恩人だから
2019/12/14 20:00
17-08 九月一五日の二一時四四分七秒です、柳井さん
2019/12/15 19:37
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18.ニセモノ
18-01 ……覚えてなんかいないのに。俺と、きみが、なにをしてきたかなんて、俺にはわからないのに
2019/12/16 22:54
(改)
18-02 話しておかないといけないことがたくさんあるんだ
2019/12/17 20:20
(改)
18-03 その、乳首透けないって
2019/12/18 20:26
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18-04 ……だって、磯野くん、すごくつらそうにしていたから
2019/12/19 20:25
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18-05 覚悟なんて、そんなものこれっぽっちも無かったのに
2019/12/20 20:30
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18-06 ちょっとまってくれ。七夕は、七月七日だろ?
2019/12/21 15:49
(改)
18-07 ――ぜったいに、忘れられない思い出に、しようって
2019/12/22 22:49
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18-08 あの部屋の星空は、ニセモノだけど、けれど、わたしを支えてくれたから
2019/12/23 20:50
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19.神の目
19-01 日本政府は、さきほど緊急事態宣言を布告した
2019/12/24 20:37
(改)
19-02 わたしの遺伝子を持ったあなただから
2019/12/25 19:41
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19-03 わずかな時間だが、空の旅を楽しんでほしい
2019/12/26 19:37
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19-04 記憶が、己を作り、人生となるんだ。それが、嘘の記憶であろうとね
2019/12/27 19:42
(改)
19-05 本機後方へ回り込まれ距離をとられます
2019/12/28 19:46
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19-06 俺自身の手で、足で、状況を動かして、
2019/12/29 19:50
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19-07 ……磯野さん……わたしが……あなたを……
2019/12/30 19:41
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19-08 ……こんなの…………ないだろう。……なんで、そんな、
2019/12/31 19:32
(改)
20.三七パーセントの世界
20-01 なぜ、多くの並行世界を犠牲にしたんだ。その意図を
2020/01/01 20:04
(改)
20-02 どの並行世界にも共通するベクトルがあります
2020/01/02 19:39
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20-03 ――生きて
2020/01/03 19:16
(改)
20-04 わたしだって、この世界の、主人公、なんだぜ
2020/01/04 20:51
(改)
20-05 あれには意思がない。軍隊アリのようなものだ
2020/01/05 20:00
(改)
20-06 あんたコスプレって言ったじゃん! コスプレって言ったじゃん!
2020/01/06 19:46
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20-07 ちがうだろ! あんたも銃よこせよ!
2020/01/07 20:22
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20-08 百年記念会館の大会議室だ。三馬が、お前を待っている
2020/01/08 20:54
(改)
21.星降る世界の螺旋カノン
21-01 いってらっしゃい
2020/09/20 20:00
(改)
21-02 もといた世界の八月一七日の夜になにをしていたのか。きみは覚えているかい?
2020/09/21 20:00
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21-03 ここにいるのがこの世界の磯野じゃないってどういうことですか!?
2020/09/22 20:00
(改)
21-04 話を整理しよう。この世界を救うためには二つの課題がある
2020/09/23 20:00
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21-05 ああ。それが生物の正しい道筋――生き方だよ、柳井
2020/09/24 20:00
(改)
21-06 ……あ、磯野くん、好きそう
2020/09/25 20:00
(改)
21-07 この、星降る世界の螺旋カノンを、わたしたちは渡り歩いて、みんなを救える世界へたどり着くんだって
2020/09/26 20:00
(改)
21-08 もう時間が無い。すぐにもここは戦場になる
2020/09/28 20:00
(改)
22.告白
22-01 ……ZOE、お前は俺たちを囮につかったのか?
2021/03/22 20:00
22-02 それでも我々はもがきたい
2021/03/23 20:00
22-03 俺と榛名は、一度死んだんですか?
2021/03/24 20:00
22-04 なぜお前は、俺のことを命の恩人だと言う?
2021/03/25 20:00
22-05 笑わせるんじゃねえ
2021/03/26 20:00
22-06 わたしが名付けた訳ではありませんので
2021/03/27 20:00
22-07 意識を持ったまま、操られているってことか
2021/03/28 20:00
22-08 これが君達が言っていた流星か!?
2021/03/29 20:00
23.-(マイナス)
23-01 あなたが彼女にたどり着くことを拒んでいます
2023/01/04 20:45
23-02 敵に私たちの動きが露見しました
2023/01/05 20:00
23-03 磯野さんの生存世界の可能性の拡散範囲が大きいんです
2023/01/06 20:00
23-04 重なり合う世界線が、たがいに干渉をはじめています
2023/01/07 19:34
23-05 そのときは磯野君、頼む
2023/01/08 20:00
23-06 大丈夫。俺がみんなを救うから
2023/01/09 20:00
23-07 ごめん。きみを置いていく
2023/01/10 19:34
23-08 二人で帰れなくなるんじゃないかって
2023/01/11 19:14
24.タイムスリップ
24-01 行け
2024/07/31 20:46
24-02 死ぬのは慣れているだろ?
2024/07/31 20:50
(改)
24-03 ……詰んだんだろうな
2024/07/31 20:51
24-04 磯野、まあ座りなよ
2024/07/31 20:52
24-05 きみに最も重要な手掛かりを提供できるのも唯一我われだけなんだ
2024/07/31 20:57
24-06 問題はこの帽子だ
2024/07/31 20:59
(改)
24-07 ふっざけんなあ!!
2024/07/31 21:01
24-08 これで聴こえるか?
2024/07/31 21:02
(改)