第四章 「蘇る死体編 part2
もうひとつのゾンビ系の夢がこれから話す内容だ。
この夢は何度かみたが最初から結末までだいたい同じだ。
とある研究施設があった。
研修施設といっても建物は四角いビルで、広さはワンフロアが東京ドーム一個分くらいだ。
ちょっとありえない広さのビルだがまあ夢なのでしょうがない。
地下3階の地上10階ある建物だ。
そして我々20人は銃火器で完全武装しビルの入り口の前に来ていた。
しかし何故か私だけは武器は何も持たずに普段着のままで来ていた。
何故このビルに完全武装してきたかというと、ビル内でウィルスが舞い
研究員全員(何人いるか不明)がゾンビ化してしまったので退治するためだった。
私は武器を持たないので帰りたかったが、部隊の隊長は帰ることを許さなかった。
「君はゲームのように建物の中で武器を探しなさい」
といわれた。
まあ20人も仲間がいるんだから大丈夫だろうと思い、仲間と一緒にビルに侵入した。
中に入ると床中に得たいの知れない液体がなみなみと漂い、その液面の10cmくらい上に金網の床が
作られていた。
かなり頑丈にできているらしく、全員が乗っても歪むことすらなかった。
一番奥に階段とエレベータがあり、隊長は6人を階段を使って下に行かせ
残りの14人は(私を入れないで14人)階段を使って上にいくぞといった。
私は何故か一人エレベータに乗り、屋上までいってしまった。
屋上につきまわりを見渡すとゾンビはいなかったが何故かロッカーがひとつあった。
あけてみるとようやくマシンガンタイプの銃と弾を50発ほど手に入れた。
これで安心と思いエレベータに乗ろうとしたが、いつの間にか動かなくなっていた。
しょうがないと思いつつ階段で降りることにした。
10階につき部屋を見渡すが何もなかった。
何故か部屋を照らす証明は全て黄色だった。目がとても痛くなった。
ほんとにゾンビなんているんだろうか?と疑い始め9階に下りたそのときだった。
フロアをゾンビが埋め尽くしていた。
ほんと埋め尽くしていた。
とにかく埋め尽くしていた。
そのため動けないようだった。
弾がもったいないため8階に下りることにした。
あとで焼き払うか何かすればいいだろう。
もしかしてあれで全部か?と思ったら8階には犬タイプのゾンビが3匹いた。
そして見つかった。
私は階段を上って逃げた。
犬は唸り声を上げながら追っかけてくる。
屋上につきロッカーの中に隠れた。
見つかるな。。。とおもったが臭いをかぎつけたのかあっという間に見つかった。
そして凄い勢いでロッカーに体当たりなどをしてくる。
「こんなときに・・・」
私はもよおしてきた。
とにかくいなくなるまで耐えるんだ。
もしくは他の仲間が助けてくれるまで耐えるんだ。
しかし犬の攻撃は休まることをしらない。
逆にあかないことに苛立ちを覚えたらしく攻撃は鋭さを増す。
しかしこちらの限界が来ていた。
そしてもうだめだと思いロッカーを開けた・・・
というところでホントに目が覚めた。
膀胱が破裂寸前でトイレに駆け込んだ。
どうやら私の夢はトイレにかかわるものが多いようだ。
ということで蘇るゾンビ編はこれにて閉幕。