第三章 「第○次世界大戦勃発」
これまた変な夢を見た。
こんな夢を見るのは世界広しといえども私だけかもしれない。
もし見たことがある人はいってほしい。
私は愛車のシビックEG6に乗ってどこかの街中を猛スピードで走っていた。
時々腕時計で時間を確かめながらあせっていた。
「19:00過ぎてしまった・・・間に合うか?」
自分の夢なのに何に間に合うのかわかっていなかった。
しばらく街中を走っていると携帯電話がなった。
夢の中では知りあいらしいが、実際には知らないやつからの電話だった。
「もしもし?今どこにいるんだよ。もうすぐドイツとの第○次世界大戦始まるぞ!」
「世界大戦?」きょとんとする私。
「何びっくりしてるんだよ。今日からだぞ戦争?さ○たまスーパーアリーナに早く来い。
お前の分の席はとってあるぞ!」
それだけいうと友人らしき男は電話を切ってしまった。
「はい〜???」
と思いつつ、更にスピードを上げ目的地のさ○たまスーパーアリーナに向かった。
何故か19時30分にはさ○たまスーパーアリーナにつき、中に入ると東側日本席
西側ドイツ席で超満員だった。自分の席を探していると友人らしき男が
「ここだここだ!」と叫びながら手を振っている。
空いているのはほんと友人らしき男の席の隣だけだった。
そしてあいている席の上にはマシンガンがひとつおいてある。
「もう少しで戦争始まるぞ。構えておけよ。」
「わかった」
夢の中の私は分けもわからずマシンガンを西側のドイツ軍に向けて構えた。
「まもなく戦争が始まります」場内アナウンスが流れる。
「3,2,1 スタート」
スタートの合図と共に両軍から一斉に銃弾が飛び交った。
「マジかよ・・・」と思いつつ私もドイツ軍に向かって発砲した。
銃弾に当たったものは血しぶきをあげながら。。。消えた???
「何で消えるの?死んだから?なぜ?」
一気に疑問が沸き起こる。
「当たり前じゃないか。死んだらさ○たまスーパーアリーナの外に飛ばされて
さ○たまスーパーアリーナの周りを裸で1週回った後に、中に戻ってきて両軍の間で正座だろ?
常識じゃないかよ。お前大丈夫か?」
いや、そっちこそ大丈夫かよ?といいたかったが黙々とドイツ軍に向かってマシンガンを撃つ。
15分ぐらいたったころ、あらかた両軍ともほとんどの人が撃たれさ○たまスーパーアリーナの
グラウンドの中央には裸で正座している人々が増えていた。
そしてついに友人らしき男も銃弾に倒れ、消えそうになる瞬間に
「先にいっているぞ」
といって消えていった。
暫くすると、さ○たまスーパーアリーナの周りを1周し終わったようでグラウンドに
裸で正座をしていた。
更に10分くらい私も生き残っていたがついにドイツ軍の銃弾に倒れた。
「俺は裸で1周なんかせんぞー!」
というところで目が覚めてしまった。
一番気になるのはどっちが勝ったかだが知る由もなかった。
そしてあんな戦争なら起きてもいいかなと思う今日この頃であった。