第一章 「夢の王国トイレランド vol3」
いくつかのアトラクションを紹介したいと思う。
まずは普通のトイレなのかと思い思わず中に入ってしまったアトラクションだが
名前が「流れるトイレ」だ。
コンクリートで作られた長方形の建物で、入り口から入ると男用入り口と女用入り口に
分かれていた。見た感じは普通のトイレだったのでようやく用を足せると思った。
しかし中に入ってみると脱衣場がありさらに奥にいく扉があった。
とりあえず服はきたまま奥の扉を開けて中に入ってみた。
確かに流れるトイレだった。部屋の真ん中に幅50センチくらい深さ30センチくらいの
溝が部屋を横切るようにあり中には水が流れていた。
その溝の上で複数の男の人たちがみんな裸で両腕を胸の前で組みながら男らしく
立ち小便や立ち脱糞をしていた。
さすがにそこでする気にはならなかった。
後でわかったことだが、この水は入り口付近の花壇まで続いており
綺麗な花たちの栄養分になっているようだった。
とりあえず「流れるトイレ」を後にした。
他にもどこかで見たようだが全てまったく根本的に違う乗り物ばっかりだった。
「垂れ流しコースター」これはウォータースライダーのように見えるが
滑っている人は全て真っ裸で水の流れる滑り台の上で脱糞しながら滑り落ちる
という乗り物らしい。
「垂れ流しコースター」これはジェットコースターのようなものだが
乗っている人たちが下半身裸で、大小のものを出せば出すほどスピードがあがる
という乗り物らしい。
「大トイレ」見た目は観覧車だが、中に乗っている人々はみな下半身裸だ。
そしてカップルや家族連れみんなで大小のものを垂れ流している。
そのほかにも、見た目メリーゴーランドのトイレ版。
和式と洋式の便器の乗り物や汚物の乗り物にまたがり脱糞している。
「便カート」ゴーカートだが、やはり大小のものを出せば出すほど早く走るらしい。
とまあ、アトラクションの全てが出しまくるアトラクションなのだ。
「みんなどうかしている。。。」さすがにあんなところで用は足せない私は
一番北にあるはずのトイレに向かって歩き出した。
普通のトイレであることを祈って。