題名とあらすじ
私は題名とあらすじを決めるのはいつも適当である。
小学校の作文以来題名は三十秒以内に決めるのが我が基本的な書き方である。短くかつ単純さを求めるがためであり、読みたくなるかなどは考慮の外である。何故か。管理しやすさ、ただただそれだけがあればいいのだ。多分そんなんだから私の作品はそんなに読まれないのだろう。私だって大抵本は題名で興味をそそられるかどうかで決める。しかし私は題名で悩むのは嫌なのだ。だって面倒だし。そんな私の作品の題は大抵適当に決めたものばかりだ。このエッセイだって勿論そうだ。
私がもっとも苦手とするのはあらすじだ。中身を紹介する、本当に重要なものだとは理解している。本を買うとき必ず背表紙のあらすじを読んで決めることが多いからだ。ハズレは誰も引きたくない。だからあらすじを読んで決める。しかし、自分で作品を書く上ではあらすじを重視しない。何故か。つまり私は読者を想定していないのである。否、私以外の読者を想定できないのである。私は既に中身を知っているからあらすじは要らんということになる。そんな私の文章はあらすじは大抵字数稼ぎに終始する。この文章もその一例である。
どう改善すべきか。そんなことは分からん。ただ分かることは感想や評価が付きにくくなることだ。レビュー?そんなものは夢のまた夢だよ、気にしたら敗けだ。
さて諸君、諸君は題名とあらすじはどうしているかね。拘りはあるかね。