映画 シャイン (伝記) オーストラリア 監督 スコット・ヒックス
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誰があなたを輝かせるの。
あなたは誰を輝かせるの。
幼少時代から天才ピアニストぶりを発揮していたデヴィッド・ヘルフゴット。デヴィッドを過剰に愛し、厳格に教育する父ピーター。デヴィッドはやがて父のもとを離れ、渡英。
ロンドン王立音学校でパークス教授に師事する。日夜練習に励むデイヴィッド。コンクールでの彼の選んだ曲はラフマニノフのピアノ協奏曲3番。演奏直後、彼は舞台の上で倒れ、病院に運ばれる。そこから、彼の苦難と試練の日々が始まる・・・。43歳のスコット・ヒックス監督は本作が長編デビュー作でありながら、オーストラリア本国はもとより、世界中で賞賛を浴び、アカデミー賞主演男優賞ほか数多くの賞を受賞、日本国内でも数々の劇場記録を生み出し驚異的な大ヒットとなった。
なお、本作中で聴かれる演奏の大半は、モデルとなったヘルフゴット本人によるものである。
主人公デヴィッドの意味不明なセリフから始まる。統合失調症の陽性症状の言葉のサラダか、演技が巧い。厳格な父親、幼少期は、発病していない。そしてピアノの素質がある。父からの期待を背負い練習する日々。少年期コンクールで優勝、少し発病が見られるのかたどたどしい。父からの深い愛だが勝つ事に固執させる教え。そして支配する。厳しい父親のおかげで壊れはじめるデヴィッド。作家と交流し人間性が出てくる。言葉のサラダは今までの人生に出てきたセリフなのか。支配的な父親、初めての反抗、渡英する。そしてコンクールで世界一難しいラフマニノフの協奏曲3番を選曲する。文字通り血の滲むような努力の日々。極限の中、弾ききる。力尽きるように倒れる。父に電話するも突き放され、デヴィッドは病状が悪化し精神病院へ。妹すらも分らない状態へ。彼を引き取る人(医師)が見つかる。奇行が目立ち始める。禁止されてたピアノを与えられ生まれ変わったように弾き続ける。夜のピアノを禁止され、レストランにピアノを弾きに行く。華麗に弾く姿に驚嘆する客。やがて新聞に載り父の目に止まり、会いに来る。そっとメダルをかける。レストランで客を魅了しつづける演奏。星占いで結婚する。父の死により、”僕は生きてる そして人生は続いて行く そうだろ? 永遠に いや永遠には続かない だけど途中で捨てないで生きてく それが人生だろう?”涙がでてきた。身に染みます。生きなきゃと。主人公、クイルズのマルキ・ド・サドの人だったんだ。
演技★★★★
泣ける★★★★




