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映画 アトミック・カフェ (ドキュメンタリー) アメリカ 監督 ケヴィン・ラファティ, ジェーン・ローダー, ピアース・ラファティ

パッケージ


マイケル・ムーアも手本とした

笑撃のプロパガンダ・

ドキュメンタリー


「『博士の異常な愛情』以来、最もブラックな黙示録的ユーモア」---ワシントン・ポスト

今から見ると荒唐無稽な、冷戦下40年~50年にかけてのニュースフィルムやアメリカ政府製作の広報フィルムだけを素材に、ナレーションを一切使わずに編集の妙技だけで見せ切る、クールかつブラックなエディリアル・ドキュメンタリー。冷戦期から現在まで脈々と続くアメリカの大衆プロパガンダ戦略が、ノー天気なポップソングと爆笑を誘うフィルム・コラージュの隙間から立ち上がってくる。3人の共同監督のうち、2人があのブッシュのいとこ!それが最大の天敵マイケル・ムーアにドキュメンタリー映画製作のイロハを教えてしまった。ムーアの『ロジャー&ミー』や『ボウリング・フォー・コロンバイン』を見れば、この作品からの影響は一目瞭然。そんな歴史のネジれと皮肉にも心馳せつつ、この伝説の傑作を心して見よ!


映画はトリニティ核実験から始まるそして広島へ、ただ爆弾とおしえられていただけの兵士。そして長崎へも。ここから核の歴史が始まる。世界で唯一核を保有する国となったアメリカ。爆弾の威力を調べるため破壊を免れている都市を選んだ研究のために。笑えない。そして戦争は終結し平和な世界が訪れると思っていたアメリカ、順調に核実験を行う。ビキニ環礁の美しい島、島民を移住させ、核実験の場と化す。時代は冷戦へ。赤狩りのプロパガンダ、猜疑心に苛まれるアメリカ。資本主義のプロパガンダ。優位に立っていたアメリカもソ連が核実験を成功させた事から他人事じゃなくなる。核の驚異に恐怖し始める。朝鮮戦争で中国が介入することで再び核を使用すべきか考える。ポップな音楽とともに共産主義を非難する。アカの非難フィルムで核の正当性を解く。過剰に恐れてる事が分る。そして核技術をソ連へ提供したとして掴まるローゼンバーグ夫妻。核は、より強力な水爆へ。ソ連を過剰に恐れてる事が伺える。熱狂に包まれアイゼンハワーが大統領になる。水爆の正当性を解く。しかしソ連も水爆実験に成功する。水爆実験で予想に反して2万人に被害が及ぶ。健康被害はないというが明らかに健康に被害が出てるように見える。この辺の見せ方がうまいな。第五福竜丸も被害を受ける。日本中はあのパニックになる。魚の放射能被害の過剰な反応のあれです。アメリカにもパニックは飛び火し、マグロ一匹づつガイガーカウンターを当てる。日本茶にも放射能が・・・と過剰に反応するアメリカ。もちろんそんな根拠はないのだが。何でも放射能のせいにするアメリカの放射能に対する過剰な恐怖感を皮肉るフィルム。家畜を使い核実験、ワイルドな丸焼きだなあ。反焼きもあるけど。てのは冗談、動物実験だ。じゃあこの後の実験は、勿論・・・人体実験。通常装備の生身の兵士を使った爆心地への進軍。注意事項、危険な物は、1爆発 2熱 3放射能 しかし一番どうでもいいのが3の放射能って狂ってる。むちゃくちゃだ。核実験の風向きしだいで生活が脅かされる近隣住民といっても200キロ近く離れてるがたまったもんじゃないな。放射能の危険と日常に潜む危険を同一視する。そもそも危険のベクトルが違うw馬鹿げた映像が続きます。見てのお楽しみ。まあ当時の映像を資料として見るだけでも一見の価値があると思う。

ブラックな笑い★★★★

勉強度★

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