映画 ひなぎく (ガーリームービー) チェコ 監督 ヴェラ・ヒティロヴァー
タグ オシャレ カワイイ 意外に重い
パッケージには、1966年、チェコ。
女の子映画の決定版!!
と書かれている。
ガーリッシュムービーだね。
冒頭より戦争映像が映し出される。ガーリッシュ?
モノクロな映像で唐突に二人の女の子が映し出される。動くたびに軋むような効果音。
突然カラーになる。
ツインテールの子かわいい。おっさん騙して恋人になって逃げる遊びw
映像がおしゃれ。女の子は姉妹。
酔っ払いながら見ると映像に酔ってきた。
じゃれる子猫のようでかわいい。
ガス自殺ごっこしてるwメンヘラ?
また男引っ掛けに行く。
行動が痛々しい。しかし自由奔放だなぁ。
ハサミでチョキチョキして行く、迷、名場面きた。
そして共産圏とは思えない贅沢な食事の数々を盗み食い貪り食う。食べ物で無邪気に遊ぶw例え、いくら二人が労働しようとも手に入らない食事の数々を。
そして衝撃のラストへ。
時代を先取りしすぎた実験的な映像は、今見ても新鮮。共産圏らしくないサイケな感じ映像、音楽。飲みながら見るにはいい感じ。可愛い中にも痛烈なメッセージがこめられている。共産主義は、労働こそ尊いものだがそれでも手に入らないモノ、本来平等のはずの共産主義の中にもある格差、それを無邪気に破壊する。だが破壊した代償は大きかった。
監督 ヴェラ・ヒティロヴァー
パッケージには、政府から睨まれ69年から76年まで活動停止をさせられる。とかいてある。
オシャレ度★★★★★
可愛さ★★★★