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デイビッド・ヤングの証言
それで?俺の戦争の話しを聞きたいって?
話してもいいが、この情報は高く付くぜ?
まぁ酒を奢ってくれるなら話してやらんこともない
それじゃあ、まず俺が入隊したときの話をしてやろう
俺の家はめちゃくちゃ貧乏でな、片田舎に住んでたんだがそりゃもうたいそう貧しい暮らしをしてたもんだよ
朝から晩まで汗流しながら農作業して稼ぎは片手で数えれるぐらいだったんだ
そこでもう時期戦争が始まるってなもんで俺は軍に志願した
そんときは俺には2人の兄弟がいて、3人全員で志願しようってな感じだったんだが、さすがに長男の兄貴は親父に志願を反対された
なぜって?そりゃもちろん親父1人だけで農作業するってのは酷なもんだったからな
てなわけで次男の俺と三男の弟が志願することになった
俺は陸で弟は海だった
入隊したあとはちょいと訓練をしてから西部戦線に配置されたんだ
そんでもって俺は暗青色の軍服を着て最前線に行ったんだ