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可憐に撃つべし!!~御転婆令嬢、斯く凶禍を討滅せり~  作者: 月見里清流
第1章 いっつも暴れてばっかりじゃない
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(つた)ふる(ところ)の怪異の書、多くは徳育のために、訓戒のために、(ぐう)()を談じて、勸懲(くわんちよう)()となすに過ぎず。(けだ)(をしへ)のために、()の鬼神を(わづ)らはすもの也。



人意(いづくん)ぞ鬼神の好惡(かうを)を察し得むや。

察せずして(これ)()ふ、いづれも世道に執着して、其の眞相(しんさう)(あやま)つなり。



聞く、(ここ)に記すものは皆事實(じじつ)なりと。



()む人、其の走るもの汽車に似ず、飛ぶもの鳥に似ず、泳ぐもの魚に似ず、美なるもの世の廂髮(ひさしがみ)に似ざる故を以て、ちくらが(おき)となす勿れ(なか)




                  泉 鏡花『怪談会 序』


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