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木曜日の恋  作者: 桜那美音
2/2

初めての人

担任「、、はい、じゃあこれで終わりです。」










帰りのホームルームが終われば、


またうるさくなる教室。










結花「美樹〜!今日帰りどっか行かない?」










同じクラスの結花に誘われた。










『あ、ごめん。今日図書委員の日、、』




結花「あー、そっか!今日木曜日だね、」




『うん、ごめんね?また行こ。』




結花「全然大丈夫!また明日ね。」










私に手を振って、帰っていった結花。










図書委員に人気がないのって、


こういう理由なのかな、、なんて、今更。










仕事がないのに5時まではいなきゃいけないし、


友達とも帰れない日があるし。










めんどくさいなー、なんて思っても、


無責任なことは出来ないから。










今日も人の居ない図書室へ向かう。

























いつも通りドアを開けて、


カウンターに座ろうとした時、、










え、










人?










1番奥の、窓側の席に、


座ってる人がいた。










先輩、、なのかな、、?










名前は全然知らないけど。









図書委員をしてるときに人が来たのは初めてだから、


なんだか少し緊張した。








私がカウンターに荷物を置いた音で、


座ってる人の視線がこっちに向いた。







一瞬目が合って、すぐにそらされる。








窓の外を見る横顔が、





すごく、綺麗でかっこいいなって、、













いつものように本の続きを読もうとしたけど、


なぜか内容が頭に入ってこない。









ふと横を見れば、あの人がいて。










少し着崩した制服、






耳元に光る2つのピアス、







良く言えば、オシャレだけど




悪く言えば、チャラいというか




とても、放課後に読書をする人には見えなくて。



















だから余計に気になってしまった。



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