登場人物と用語集(随時更新予定)
第二章に入る前に改めて登場人物の紹介となります。
また、この作品の世界観が少しでも理解して頂けるよう用語も紹介したいと思います。
〇主な登場人物
※第二章でも登場予定の人物紹介です。
ビョルン・トゥーリ・・・主人公。終身法務官。法を司る者として今回の<異世界の転生者>が起こす事件を担当する。
エヴァ・ハヴィランド・・・法務官。ビョルンの補佐官も務める。ビョルンに想いを寄せている。
アトルシャン・ワーグナー・・・法務局の局長。ビョルンとエヴァの上司。彼らのために王城の貴族たちとの折衝役を務める。
パウロ・バルドーネ・・・近衛騎士団の主任団長。ビョルンの幼き頃からの友人である。
アラン・グルーバー・・・パウロの部下。元旅団の斥候役。トリスタン少年を護送中に襲撃を試みたレナトゥスの操る影と戦った。
レナート・シュナイダー・・・パウロの部下。元旅団の斥候役。トリスタン少年を護送中に襲撃を試みたレナトゥスの操る影と戦った。
ジャンカルロ・ブレディット・・・宰相。王グスタフの絶大な信頼を得ている。娘であるシルヴァーナは王グスタフの長子であるアルフレッド皇子の婚約者である。
ジーノ・ホルニヒ・・・西属州にある第二都市であるマウレタニアの神官。<異世界の転生者>に接触しビョルンやジュリアンに報告する。
ジョヴァンナ・カルディナー・・・ジーノの妻。治癒院に勤める。
ジュリアン・トランティニャン・・・神官。前職は法務官。彼もジーノと同じく<異世界の転生者>に接触しビョルンに報告する。
フィリップ・フォン・ヴィスコンティ・・・王であり執政官であるグスタフ・フォン・ヴィスコンティの三男。現在は東属州キリキアの旅団長。
ジャビエンヌ・セイリグ・・・子爵家セイリグ家の長子。自ら婚約破棄事件を起こし拘束される。実は<異世界の転生者>である。
トリスタン・マーデン・・・東属州にあるキリキア出身の少年。東属州でジャビエンヌが起こした事件の目撃者であり<異世界の転生者>である。
アルフレッド・フォン・ヴィスコンティ・・・王グスタフの長子。後継者。
レナトゥス・・・<異世界の転生者>を使いユリウス王国を混乱させようとする謎の人物。
〇簡単な世界観と用語
ユリウス王国
モデルは古代ローマ共和国とローマ帝国であり、国の名前はガイウス・ユリウス・カエサルより戴いています。
政治体系は王政つまり君主制です、権力が集中しないよう、また、君主が法を無視しないよう政治体制を汲んだ法治国家となっています。
王は軍のもっとも強い権力を持つため共和制ローマ同様に執政官を名乗っています。
法務官
捜査権と裁判権を持つ司法行政の権限を持つ役職です。平治は離婚協定や土地問題など色々な民事訴訟も担当しています。
近衛騎士団
この国での検察機構です。軍の権限は王が持つため王は執政官としての役割を果たしているので、平治に置いては近衛騎士団や各属州にいる旅団の騎士たちは警察官として事件にあたります。
神祇局
冠婚葬祭を取り仕切るところです。婚姻届けや出生届、死亡届けなど戸籍関連の書類を纏めるのもこの局の仕事です。
法務局
法務官が所属するところです。ここにはこれまで彼らが関わってきた捜査資料や民事訴訟、法律関係の本などが納めれてています。
走り馬
急使、つまり使者のことです。
〇現在、登場している異世界の言葉は以下の通りです。
<婚約破棄><ヒロイン><悪役令嬢><逆ハーレム>など。




