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夢と現実と妄想

作者: 田坂仁志

1000文字エッセイシリーズ


夢と現実と妄想


僕が創作活動を開始したのは24歳の頃です。


それまで農業をしていて、毎日、暑い中、寒い中働いていました。


24歳の頃、女性にもふられて、兄が結婚して跡取りでもなくなって無職になって。


父が「好きなことしろ」と24歳、無職のスキルなしの自分にそういって。


その頃、僕はバス釣りをしていて『Mr。釣りどれん』という漫画を読んでいて、「この漫画好きだけど、絵もそこまで上手くないし、話も単純だな。しかも、作者結婚している!!!」となって、僕は「いや、真面目に頑張って、女性にふられて無職になって何しているんだろう。そうだ夢だ」ということで夢を追いはじめました。


これまで創作なんてしたことなくて、学生時代に絵が上手いとか文章が上手いとか褒められたことは一度もありませんでした。


そんなこんなで創作活動を開始。


あの頃は不幸のどん底で、「世界も自分も作品で壊してやる!!」なんて本気で考えてもいましたが(笑)


数年後、まわりから見るとそこそこ出る杭になって、財布の中はカラカラになって本当に自分は壊れそうになりましたが……


僕自身、あまり忍耐力のない方で、続けていると虚無の世界に放り込まれて右往左往し始めるんですよね。


24歳の頃、女性にふられて無職になって完全に脳内ぶっ飛んでしまい、そこから絵も文章も書いたこともないのに、創作活動をすすめてきました。


右往左往しながら、なんとなくコツを掴みながら、妄想していたことは現実へと変わっていき、また沢山の出会いもあり、これまで出来なかった経験も沢山できたと思います。


相変わらず、財布の中はカラカラですが、楽しく生きています!!


一度きりの人生、ロマンに生きるか、現実を獲得して生きるかは人それぞれだと思います。


僕も24歳の頃のあの出来事がなければ普通に生きていたのかなと。


人生は一種の流れですし、積んだと思って寝転がっていても、五体満足であれば新たなステージが始まるものかもしれません。


懲りないで、生きるって必要なのかもしれないです。


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