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最終話

「【レイガン】」


 バンレーヌが決戦の場で魔法を放つ。

 丸太ほどの光線が敵兵を焦がしていく。

 背後から元勇者のトゥルーヴァンパイアが参戦。

 手あたり次第かみつきヴァンパイアを増やしていく。

 ドラゴンヴァンパイアがブレスを吐いて蹂躙する。

 戦いは一日で方が付いた。


 さあ、教会の本山まで攻め込むぞ。


 シュプザム教会の本山を大量のヴァンパイアとドラゴンで包囲した。

 元勇者のトゥルーヴァンパイアが大活躍。

 なんせ噛むだけで味方が増えていくんだからな。


 闇の神器もそれなりの活躍をしたと言っておく。


 三日三晩戦争は続き、本山はドラコンのブレスによって焼け落ちた。

 シュプザム教会の幹部達は逃げ出すところをバンレーヌに八つ裂きにされた。


「終わったな」

「違う、始まりだ」

「そうだな人々の差別職への偏見は根強い。それを改善していかないと」

「わらわも力を貸すぞ」

「そうだ、一つ用事を思い出した」


 俺はあの禁書が置いてあった家を訪ねた。

 俺が本を元の場所に置くとバンレーヌが姿を現した。


「なつかしいのう。ここを死体術士と作った時の事を昨日のように思い出す」

「なにっ、バンテーヌがここを作ったのか」

「そうだ、未来を予知してな」


「俺達がシュプザム教会をぶっ壊すのを待っていたって訳か」

「いくつもの可能性のうちの一つだ」

「なんか最初からバンテーヌに仕組まれた気がする」

「時代の流れの必然だ。神が生まれ変わる時に時代も大きく動く」

「ここで俺が本を置いた事で未来の何かが変わるのか」

「さあ。変わるかもしれんし、変わらんかもしれん。未来は不確定なのだ」

「まあいいか。死んだ後の事を気にしてもしょうがない」


 扉を閉めると家はかき消すように見えなくなった。

 ありがとよ、先輩の死体術士。

 俺は生き残れたよ。


 趣味の漬物を題材に書く。

 そういうテーマで始めたのですが、漬物はそっちのけでダークファンタジーの方向に行ってしまいました。

 この物語は機会があれば後でリメイクしようと思います。


 サブキャラの活躍もほとんど無かったし、反省点ばかりの今作です。

 ですが、無事15万字も超えましたし、反応もそこそこありました。

 全体としてはまずまずだと思っています。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 最後まで楽しく読ませていただきました! お疲れ様でした! 面白かったです! やられていく教会側の視点や、今後の統治なんかも見たかったです!
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