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浣腸物語

1983年

僕にはやりたいことがあった。

指浣腸だ。

両手を組合わせて人差し指を突き出し

「カンチョー!」と言いながら勢いよく突き上げ

ズブリとお尻に突き刺す。

指浣腸がしたかった。

女子のお尻に。

僕は小学5年生だった。


特に浣腸したいと思う女子がいた。

プリケツ小尻の万里だ。


万里は陸上競技クラブ所属で学年最速女子。

細身のスポーツ万能少女の万里は、

幅の狭い小尻で、見事なプリケツだった。


万里は1日中体操服姿でいることが多く、

ブルマ姿は1日中僕を刺激した。


万里のプリケツに指浣腸するところを毎日妄想した。


ある時、階段の手すりから身を乗り出し、

下をのぞき込んでいる万里がいた。

下にいる友達に話かけているようだ


ブルマを履いた尻を後ろに突き出した後姿

僕は吸い寄せられるように接近すると

両手を組み、膝を曲げ腰を落とした



この時、ブルマの股間に縫い目が見えた

股間に横一線の縫い目

ブルマの股間に縫い目があることを僕は知らなかった


僕がいつもイメージしていたのは

立った状態の万里のプリケツ。

そこに45度の角度で撃ち込む指浣腸だった。


僕のイメージにブルマの縫い目はなかった。

縫い目が見えたことで狙いにためらいが生まれた。

ズブッというよりムニッという感じの

勢いのないためらい浣腸になった。


僕の人差し指は万里のブルマにめりこんだ

グニュっと思いのほかめり込んだ

想像以上に柔らかい万里の尻に驚いた

これが女子の尻か…

僕は感動した。


「んくっ!!

奇声を上げ万里はのけぞり

腰を手すりにぶつけ

振り返りつつしゃがみ込んだ


「あっ…あ~っ!」

と真っ赤になって顔をゆがめる万里に


「カンチョー!」

と言い残し

僕は歩き去った。

競歩のような誇張された早歩きで


僕は背後から万里がやってきて頭をたたくと思っていた

しかし、万里が追いかけてくる気配はない。


拍子抜けして振り返った瞬間、

走ってきた万里に腰を蹴られた

跳び蹴りのようなサイドキックだった。


万里の体重の乗ったキックは僕を吹き飛ばした

廊下にあるロッカーにたたきけられた

しゃがみこんだ僕を万里はさらに蹴った

踏みつけるような蹴りは正確に僕の頭を狙っていた。


何度も頭を踏み蹴られ

僕はロッカーに額をぶつけ流血した。


女子に指浣腸する夢をかなえた代償として

僕の額には6針の傷が残った。

いまでも残る勲章だ。


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