仕事帰りのお使い(200文字小説)
掲載日:2018/01/22
仕事帰りにお使いを頼まれた。
雪で外に出るのが億劫なのだろう。
「まいったなあ」
電車が運転見合わせになっている。他の路線は…。
なんとか最寄駅までたどり着いた。
「さて、買い物…」
近所のスーパーは早々に店じまいしていた。
タクシーを拾って隣町のスーパーへ。
「お疲れ様。大変だったでしょう?」
テーブルの上には寿司桶。
「それは?」
「遅いから出前を頼んじゃった」
「俺のは?」
「それ」
妻はそう言って、僕の荷物を指した。




