第一話(プロローグ)
この作品には作者Bのオリキャラも出ますが許可は取ってあります
多少ご都合主義等出てしまうかもしれませんが、精一杯頑張りたいと思います
???Side
気がついたら地上に向かって落ちて……
「……何故!?」
記憶が正しければ俺はベッドに入って寝たはずだ!
こういう時は焦らずに…
「……あれ?」
いつも使ってる力が使えない?
魔力を足元に固めて空中に立つという能力なんだけど何故?
「……ってこのままだと激突じゃねぇか!」
俺が知ってるあらゆる魔法を使おうとしても駄目のようだ。
そうこうしてる間にそろそろぶつかるな。
「残ってるのはこれだけ………今は賭けるしかない!“創造者”!」
すると今までのとは違い発動し、その証である純白の翼が生えた。
本来は何か(魔法、能力等)を創る能力だけど仕方ないか…
「飛びづらいな…」
とりあえず激突する心配がなくなったため、安全そうな場所に着地した。
着地したはいいが深い森のようだ。
だが困ったことに使える能力は“創造者”と……
「……これ出せても意味ねぇな」
……俺が作った剣《崩嵐刃》と《覇煌刃》を別空間から取り出すことぐらいだ。
さらにどちらも力が弱くなっていて、元々は大剣なのに今はただの両刃の剣だ。
まあ氷と炎を使えるだけましか…
「さて、どうしたものか」
落ちてきている間に見れなかったから街や村が近くにあるかもわからない。
かといってそれを知る術も方法もない。
「誰かこの森にいればいいんだが…」
そう呟いて歩き出すと前方から人が来た。
ラッキーと思ったのも束の間、それは俺が知ってる人物だった。
「諒さん?」
「ん?神威か!」
……なんで?
主人公A……神威
主人公B……新井諒
主人公A……時空の旅人
主人公B……松上