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前編

1 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:05:31.02 ID:wArA2ch0

スペック

・俺:26歳、しがないシステムエンジニア。童顔。独身。彼女いない歴=年齢。

・ギャル:見た目10代後半。金髪、厚底、絵に描いたような生息地・渋谷。

・場所:駅前の深夜のジョナサン。今、ドリンクバーのメロンソーダ片手に、目の前でフライドポテトを爆食いしてるギャルと対峙してる。

マジで誰だよ。俺にお父さんの要素がどこにあるんだよ。


2 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:06:12.45 ID:7mN6k9p0

おいおい犯罪の臭いがプンプンするぜ


3 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:07:05.18 ID:R8jK4m3a

26歳で10代後半の娘とか、お前10歳で仕込んだ計算になるぞ。お盛んすぎるだろ。


4 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:08:44.92 ID:pQ1w2e3r

通報しました。シャバの空気、今のうちに吸っておけよ。


5 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:10:22.11 ID:wArA2ch0

4待て待て待て!俺は被害者だ!事の顛末を話すから、まずは聞いてくれ。

一時間前、デスマーチ気味の仕事を終えて、ヘロヘロの状態でファミレスに入ったんだ。

遅めの夕食としてハンバーグ定食を食べて、食後のコーヒーを飲んでた。そしたら、いきなり背後から


「パパァーーーッ! 会いたかったァーーーッ!」


って叫び声が聞こえた。次の瞬間、背中に強烈な衝撃。見たら、金髪のギャルが俺の首に腕を巻きつけて、ガチ泣きしながら抱きついてた。店内の一斉に見る目が痛かった。


「うわぁ、あの年齢でパパ活か…」「いや、事案じゃね?」


みたいなヒソヒソ声。俺の脳内はWindows95並みにフリーズした。


6 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:12:05.55 ID:oI9u8y7t

ワロタ。修羅場すぎる。で、お前はどうしたんだよ。


7 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:13:40.89 ID:wArA2ch06

俺「えっ、誰!? 人違いです! 離れて!」

ギャル「何言ってんのパパ! うちだよ! ユアだよ! 記憶喪失!? マジ受けるんだけど!」

全然受ける状況じゃない。必死に引き剥がそうとしたんだけど、ギャルの爪が長すぎて(なんかストーンがいっぱいついてるやつ)、下手に動くと俺の頸動脈が死ぬ。店員さんも遠巻きにこっちを見てるし、警察を呼ばれたら俺の人生がデバッグ不可能になる。だから、とりあえず落ち着かせるために、席に座らせてドリンクバーを奢った。そしたらギャル、速攻で泣き止んで「あー、喉乾いたわ。てかポテト食っていい?」とか言い出して、今に至る。


8 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:15:11.23 ID:bV4c5x6z

ギャルの適応能力高すぎて草。お前、本当に心当たりないんだな? 10年前の記憶を探れ。


9 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:16:55.04 ID:wArA2ch0

8あるわけないだろ! 10年前は高校生で、部活とアニメしか愛してない純粋無垢なチェリーボーイだったわ!というか、今の会話をリアルタイムで書き込む。

俺「あの、ユアさん? 本当に人違いだと思うんだけど。俺、今年26歳だよ?」

ギャル「え? パパ若返りすぎじゃね? 盛り髪のアプリ使ってんの?」

俺「現実でアプリは使えないよ。君のお父さんの名前は?」

ギャル「ケンジ。漢字は忘れた。なんか強そうなやつ」

俺「俺の名前、タカシ。一文字も合ってない」


ギャル、ここでポテトを口にくわえたまま、フリーズ。じーーーっと俺の顔を見てくる。


ギャル「……あれ? よく見たら、うちのパパより顔がウケる。てか、肌キレイじゃね?」失礼すぎるだろ。


10 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:19:22.41 ID:aS4d5f6g

顔がウケるwwwwww完全に不審者を見る目から、おもしろ生物を見る目にシフトしててワロタ。


11 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:21:05.12 ID:wArA2ch0

ようやく人違いだと気づいてくれたみたいで、俺はホッとした。

俺「分かってくれたならよかった。じゃあ、俺はこれで帰るから――」

ギャル「待って! お願い! 行かないで!」

また大声を出された。周りの視線が突き刺さる。ギャル、急に涙目になってスマホの画面を俺に見せてきた。そこには、LINEの画面。


『もうお前みたいな不良娘は家には入れん。勘当だ。鍵も変えたから帰ってくるな』


という、絵に描いたような頑固親父からのメッセージ。


ギャル「パパとケンカして家出してきたの。行くところないの。お願い、ケンジパパの代わりに、今日だけタカシパパになって!」


12 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:23:44.90 ID:kL9m0n1b

レンタル落ちのパパ誕生の瞬間である。


13 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:25:12.33 ID:pO8i7u6y

タカシパパwwwこれ半分、事案の温床だろ。お前、絶対に家へ連れて帰るなよ。人生終わるぞ。


14 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:27:55.44 ID:wArA2ch013

分かってる。俺だって一応、理系の端くれだ。リスクマネジメントは心得ている。

俺「ダメだよ。未成年を家に泊めたら、俺が警察に捕まっちゃうんだ。ネカフェとかに行きな」

ギャル「財布忘れた。てか、スマホの充電もあと3%」

見事なまでの詰みステータス。どうすんだよこれ、と頭を抱えていたら、ファミレスの入り口の自動ドアがピコーンと開いた。

入ってきたのは、絵に描いたような「ガチのヤクザ」みたいな風貌の、スキンヘッドでグラサンをかけた大男。紫の派手なシャツを着ている。

その男が、ギラギラした目で店内を見回し、俺たちの席を見つけた。

ギャル「ヒエッ……! 嘘、なんであいつがここに……!?」

ガタガタ震え出した。大男が、地響きを立てるような足取りで、まっすぐ俺たちのテーブルに向かって歩いてくる。


15 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2026/07/10(金) 00:30:00.00 ID:mN6b5v4c

うおおおおおお! 急展開きたあああああ!タカシ、お前の短い人生だったが、忘れないよ。

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