お土産話とお土産配り①
ご評価、ご感想ありがとうございます!
これからも頑張ります!
………ユアストってすごいです。
プレゼントボックスや包装の専門店がありました。
ユアストは何系のゲームを目指してるんでしょうか??
プラムには、箱の方が良いかもしれません。
果物は箱のイメージですし!
緩衝材もついてるので、プラムも傷まないでしょう。
まずはお師匠様の家に戻ってプラムを配る準備をして、お師匠様の反応みてから配り歩くことにしますかね……
ではお師匠様の家へ!
お庭で箱詰めです!
お師匠様の家へ【瞬間移動】しました。
お庭には、お師匠様のシリウスさんとスピカさんがいました。
「シリウスさん、スピカさん!戻りました!」
「あらミツキ!おかえりなさい!」
「戻ったか」
シリウスさんがわたしの周りをぐるぐる回ります。
な、なんでしょう?
「……ふぅん。成長したな、ミツキ」
「…!ちょっとは強くなりました!」
「あらあら本当ねぇ!お祝いしなくちゃ!」
スピカさんがそう言うと家の中へ駆けていきます。
レベルが上がっただけですよ!!!
「ばあさんも土産話を待ってんぜ」
「!はい、ご挨拶します」
シリウスさんはまた所定の位置で寝転がりました。
わたしは今のうちに買った箱に、プラムをそっと入れます。
ひとまず5個、それぞれ箱に入れました。
もしヴァイスさんがいてもお渡しできますね!
よし、箱を持って扉を開けます!
お師匠様は、ソファで本を読んでいました。
そして顔を上げたお師匠様と目が合います。
「お師匠様、戻りました」
「……おかえり、ミツキ」
そしてニヤリと笑います。
「さ、土産話を聞かせてくれ」
「はい!」
わたしはお師匠様の反対側のソファに座って、箱をテーブルに置きます。
そしてわたしの冒険を、お師匠様に伝えるのでした。
「今回の催し物の場所は太陽に祝福された島、『ソル・ネーソス』という場所で、」
「ちょっと待ちな。……あの『ソル・ネーソス』かい?」
「どのソル・ネーソスかは知らないですが……あ、お伽噺に出てくるって言ってました」
「………ハァ」
お師匠様が頭を抱えました。
えっ太陽の島そんなヤバめですか?
「…とりあえず続けてくれ」
「は、はい……」
ダイジェスト形式で、30分くらい話しましたね。
途中でスピカさんが苺のショートケーキと紅茶を淹れてくれたので、喉を潤しながら話し続けました。
甘さ控えめのクリームが美味しかったです!
「と言う訳で、こちらがお土産です」
「とんだ大冒険だったね。……さすがのワタシも驚きだよ」
お師匠様は、太陽のプラムを箱から出してあらゆる方向から眺めます。
「こりゃすごいもんだ……初めてみたよ」
「お師匠様でも見たことないものあるんですね」
「勿論さ。……太陽の島が今もなお存在しているとはね」
「皆さんお伽噺で、ご存知なのですね?」
「そうさ。今度図書館で読んでくるといい」
ヴァイスさんにもお渡ししないとですからね!
その時に太陽島のお伽噺探しましょう!
「にしてもすごいな……太陽自ら収穫とは、面白い」
「お世話になった方々に渡そうと思うんですが、大丈夫ですかね?」
「ふむ、ちなみに誰か聞いてもいいかね」
リゼットさん、カレンさん、ヴァイスさん、スカーレットさん、クレハさん、グレナダさん、あと王様にも賄賂としてですね……
と言うことを伝えたら笑われてしまいました。
「ハハハッ賄賂か」
「こ、今後何かやらかしてしまったときに助けていただく賄賂です!」
「こんな効果があるんだ。釣りが来るだろうよ」
「そ、そうですか?お師匠様、もし今度お会いする機会があったら、王様へお渡ししてもらっても良いですか?」
「何を言ってるんだい。これは手渡しするべきだね」
えっ
えっっっ!?!!
「お、王様にですよ??」
「アポイントメントは取っておいてやるさ。今度ミゼリアで異名持ちの集会があるからね」
「……それはそれでとても気になります!でも王様って簡単に会えるお方じゃないですよね???」
「案外フットワーク軽いからすぐ会えるさあの王様は」
そんなきょとんとしたお顔されても!
お、王様って王様ですよね??
一般人が会える人じゃないですよね??
遠目からみてキャッキャする存在ですよね!?
「まぁそれは任せな。ちゃんと都合つけておくよ」
「はわわわ」
お師匠様にお渡しいただく作戦が!
まさかの手渡し★になってしまうかもしれません……!
「他の渡したい奴らには箱でこのまま渡すといいさ」
「は、はい……」
と、とにかくリゼットさんたちにもお渡ししましょう。
食べていただいて、健康に過ごして頂きたいですからね!
「……じゃあいただくとするか。スピカ、半分わけてやるから切ってくれ」
「あら、いいのかしら?」
「食わんと根に持つだろう」
スピカさんがきれいにニッコリわらってその場でプラムを切り分けます。
それを小皿へと乗せてお師匠様へと渡します。
「これが太陽のプラム……綺麗な黄金色だ」
「いただきまーす!」
「……ふむ、美味いね」
「とっても美味しいわ!」
「美味しいですよね!」
「あぁ。幻の果実と呼ばれるのも頷ける」
お師匠様も絶賛です!
とても美味しかったですからね……
食べるのもったいないくらい、美味しかったです。
「これ1つで王都に大きめの家が建てられるくらいの値段がつくだろうが」
「えっ」
「値段をつけるならね。それくらいはするだろう」
………わたしはアイテムボックスの中身をチラリと覗き込みます。
皆さんに配っても、20個余ります。
………見なかったことにしましょう。封印!
「……そ、それはとんでもない値段ですね?」
「まぁそうさな。2000万くらいか?」
「にっ!?」
………もう、何も考えないことにしましょう。
お世話になっている方に渡したら、アイテムボックスの中で封印しておくことにします。
なんかかんがえるの疲れました。
「何かあった時のためにでも取っておきな」
「はい………」
「ごちそうさま。とても美味しかったよ」
「はい、今度ソル様にあったらお伝えしますね」
「……アイツ、そんなフレンドリーなんて知らなかったね」
お師匠様がちょっと怖い顔しています。
お喚び出しして出てきたソル様は、お話しされないんでしょうか。
「お師匠様、今日は遅いので、また違う日にもう少し詳しくアストラルウィザードについて教えていただいてもいいですか?」
「そうさね。みたところ成長したみたいだからね、アストラルハイウィザードに転職もしたようじゃないか。ならばもう少し詳しく説明しよう」
「はい、よろしくお願いします」
お話ししていたら、結構時間が経っていました。
明日も学校ですし、早めに寝ないとです。
「ではお師匠様、今日はこれで失礼しますね」
「あぁ。土産話と特別な土産、美味しかったよ」
「また何か手に入れたら、お師匠様にお伝えしますね。おやすみなさい」
「あぁ。おやすみ」
お師匠様に挨拶して部屋へ戻ります。
スピカさんにも挨拶しました。
よし、ではログアウトしましょう!
ベランダで星空を見上げながら考えます。
どの順番でお渡ししましょう。
リゼットさんにお渡ししたら、近いお店はスカーレットさんとクレハさんのブティックですかね。
カレンさんを探しつつ、グレナダさん、ヴァイスさんの元へ向かいます。
よし、明日はその順番でゆっくり行きましょう!
そうしましょう!
よし、ではもう今日は寝ましょうかね。
ちょっと考え疲れました。
部屋に戻って寝る準備をします。
おやすみなさい。
作者も時々間違えるので、今のミツキのステータス置いておきますね( ˘ω˘)
ミツキ Lv.35
ヒューマン
メインジョブ:アストラルハイウィザード Lv.6/サブ:薬師 Lv.6
ステータス
攻撃 45 (+5)
防御 58 (+35)
魔攻 98 (+10)
魔防 55 (+35)
敏捷 41 (+15)
幸運 51
ジョブスキル
【炎魔法】【水魔法】【風魔法】【土魔法】
【天体魔法】【星魔法】【神秘】【身体強化(魔)】【魔力強化(星)】【ブースト】【調合】【調薬】【精製】【短縮再現】【複製】
パッシブスキル
【鑑定】【遠視】【気配察知】【隠密】【植物学者】【節約】【料理】【暗視】【夜目】【MP自動回復】【HP自動回復】【俊足】【品質向上】【精密操作】【看破】【波動】【清潔】【感覚共有】【打撃】【受け身】【回避】【魔力察知】
装備
[頭]なし
[上半身]コズミック・ローズ
[下半身]コズミック・ローズ
[靴]ウォーホースのブーツ
[武器]魔花の杖
[アクセサリー]コズミック・ポンチョ
[アクセサリー]太陽のブレスレット
[アクセサリー]なし




