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挨拶とオークション

ご評価ありがとうございます!

とても嬉しいです!



目を開けるとルクレシアの石碑広場でした。

とっても便利です。

懐中時計をアイテムボックスに仕舞って、お礼の品を買えそうなお店を探します。


リゼットさんやカレンさん、スカーレットさん、クレハさんのおかげで転職できたようなものなので日頃の感謝も込めて何か渡しましょう。


行ったことのない方向へ歩いてみましょうかね。

たしか北のエリアは向かったことないです。

行ってみましょう!




北のエリアは食べ物屋さんが多いですね。

専門店のような雰囲気です。


ハッあのお店は!



の1文字だけ書かれています!

よし行きましょう。





ユアストに驚かされてばかりです。

雑穀米が売っていました。

思わず二度見しました。


五穀米を1袋(5kg)買いました。

普通に白米も10kg買いましたが???

後で炊きますよぉ!


ハッお礼の品を探すのでした。

探しましょう。






ケーキ屋を見つけました。

大きな苺を使ったタルトが目に入ったので、それにします。

小分けに箱にいれて頂き、アイテムボックスに仕舞います。



よし、ひとまずスカーレットさんのところにお邪魔しましょう。1番近そうです。





ブティック『スカーレット』

にたどり着きました。



扉を開けて覗き込むと、カレンさんとスカーレットさん、クレハさんが布を前にお話していらっしゃいます。


出直そうか一瞬考えを巡らせたとき、クレハさんがこちらを向きました。


「おや、ミツキさんじゃないか。こちらへおいで」

「今少しだけ大丈夫ですか?」

「少しと言わずいくらでも大丈夫さ」


流れるように近付いて流れるようにエスコートされました。

驚きです。


「やあミツキさん」

「こんにちは。スカーレットさん、カレンさん。クレハさんも」

「何か装備で不具合でもあったのか?」


カレンさんが装備を見下ろしてそう言いますが、わたしは横に首を振ります。


「いえ、今日は転職しましたのでそのお礼にこちらを」


アイテムボックスから買ったタルトを渡します。


「アタシにもか?ありがとう」

「日頃のお礼も兼ねてますので!」

「わぁタルトだ。俺好きなんだよね」

「しかも真っ赤な苺だ。ありがとうミツキさん、嬉しいよ」


3人とも受け取って頂けました。

良かったです。


「あー、彼女は元気そうだったか?」

「お師匠様、エトワールさんのことでしたらとてもお元気そうでしたよ」

「そうか、良かった」

「俺達に何か言ってた?」

「いえ、特には……」



スカーレットさんはおおきくため息をつきました。


「良かった……何もなくて良かった………」


皆さんお師匠様と何かあったんでしょうか????

怖くて聞けませんけれども。



「まぁ、これから頑張れよミツキ」

「はい、カレンさんありがとうございます」

「装備に関して何かあったら遠慮なく来てね」

「新しい依頼でも構わないよ」

「スカーレットさん、クレハさんもありがとうございます」

「これからもよろしくお願いします!」



お3方に手を振ってブティックを後にします。



リゼットさんのところにも向かいましょう!

苺のタルトを気に入って下さればよいのですが………



「リゼットさんこんにちは」

「あら、ミツキさん。こんにちは」

「今少しだけお邪魔していいでしょうか」

「全然構わないわよ」


お言葉に甘えてお店にお邪魔します。


「この度皆様のおかげで転職できましたので、お礼を兼ねてこちらをお届けしております」

「まぁ私も?」

「たくさんお世話になっておりますので!」

「有難く頂くわね」

「そして、エトワールさんがリゼットさんによろしく、と」

「あら、まぁ」


受け取ったケーキをカウンターに置いて、リゼットさんは目を丸くします。


「なるほどねぇ…これは面白いわ」

「面白い、ですか?」

「あの人、結構孤高の存在みたいな振る舞いをしているのよ。だからあまり人と関わらなくてね。誰かによろしく、なんて初めて聞いたわ」


クスクス笑うリゼットさん。

何やら楽しそうですね。



「元気そうで何よりだわ。……ミツキさんには依頼をしても良いかしら?」

「なんなりと!」

「ハイポーションとハイMPポーションを50本、納品してね。期限はゆっくりでいいわ」

「はい、かしこまりました」


それ用の素材を集めなければなりませんね。

確か依頼があったはずなのでそれを受けながら探してみましょうかね。

このあと時間ありますし。


ポーションはたくさんあるのでハイMPポーションを買わせて頂きましょう。


「ハイMPポーションを5本買いますね」

「わかったわ」


1本1000リルなので5000リル支払います。

効果が高いのに適正価格なのはリゼットさんの優しさでしょうか。



ハイMPポーションをアイテムボックスに仕舞って、リゼットさんに挨拶してお店を出ます。


今は14時頃です。

ギルドで依頼を受けておきましょう。








ルクレシアは始まりの街でもありますが、拠点にしている方も多いのでギルドはいつ来ても人が多いですね。


依頼ボードを覗き込みます。

妖精の雫と月光草の依頼はありますが、星の砂の依頼は無さそうですね………

妖精の雫と月光草の依頼を持っていきましょう。



妖精の雫は森の奥深くに妖精花と呼ばれる花が咲いており、その花の蜜のことを妖精の雫と呼ぶそうですね。


月光草は月明かりを浴びて育つ特別な草なのだとか。

故に採取は夜限定だそうです。


懐中時計のおかげで夜活動してもお師匠様の所に戻れますし、なんなら魔花の花園でキャンプもできます。安心ですね。



依頼を持ってカウンターへ向かいます。

人がいるだけでカウンターはすいてました。


「あ、今日はリルファさんが依頼カウンターにいらっしゃるんですね」

「あら、ミツキ様こんにちは。今日は私が承りますね。いつも妹がお世話になっております」


新たな発見です。

リルファさんが姉でサイファさんが妹さんでした。

覚えておきましょう。


「はい、リルファが承りました。期限は1週間になりますね」

「わかりました。……リルファさん星の砂って素材知ってます?」

「星の砂、ですか……素材としては知っておりますがどこで入手出来るかは申し訳ございません。私は知らないですね」


リルファさんは少し考え込む素振りを見せますが、首を横に振ります。

そうですか………やはり砂浜とかでしょうか………


「あ、詳しくは知りませんが、渡り人さんは確かレベルが10になるとオークションに参加できると聞きました。そちらを覗いてみるのも良いのでは?」

「オークション……」


ハッ確かレベル10になるとスクショやオークションが解禁されるのでしたね。

そちらを確かめてみましょう。


「ありがとうございますリルファさん!」

「いえ、お役に立てたなら何よりです」





リルファさんに別れを告げてギルドから出ます。

道の端に寄ってメニューを見てみます。



あ、ありました。

オークションのボタンです。

ひとまず押してみます。



わっウインドウが出てきました。

欲しいアイテム名を打ち込むと、出品されてるものが表示される仕組みみたいですね。


とりあえず星の砂、と入力します。

……わぁ、たくさん出てきますね。


星の砂100個セットとか普通に売ってますね………10万リルしますけど。


うぐぬ………いやまずは50個、50個だけ今用意出来ればいいのです。

後で採取できる場所を調べましょう。


50個セット即決5万リル…………




…………お金おろしてきます!


ギルドに戻ってお金おろしてきました。

ここは確実に入手できるなら即決しましょう。


ポチりました!!!


もう少ししたらプレゼントボックスに届くそうです。

今後はなるべく自分でゆっくり集めようと思います。

それが冒険の醍醐味ですからね!

今回は依頼なのでちょっとオークションを利用させていただきました。


直ぐにほしい!って言うときに利用させてもらうことにしましょう。


…………何故か貴方へのオススメ!で爆弾とか表示されてますしね。何故????


モンスターを倒すためにオススメ!爆弾!


って書かれてますね。買いません。

…………まぁ少しは気になりますけどね……



よし、依頼のために森へ行きましょう。

【神秘】も使ってみたいですしね!



わたしは小走りで門へと走ります。

目指せ妖精花の育つ森へ、です!


はやく他のプレイヤーと絡ませたいですね………

これからもこの作品をよろしくお願いします!

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