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レベルアップ!

ご感想もご評価もありがとうございます!

とても励みになっております。

誤字報告もありがとうございます助かります!



ログアウトして昼食を食べました。

手早く済ませるためにレトルトカレーにしちゃいました。

今のレトルトって凝ってますし美味しいですよね……


洗い物を済ませてゲームにログインです!





ログインしました。

午後の目標は魔力草の採取、ジャイアントピグと暴れ牛それぞれ5体討伐することです。


時刻は13時。

時間に余裕はありますので、討伐を優先しましょう。

倒すの大変そうですし。



ジャイアントピグと暴れ牛が出現するのは東門を出た草原だとギルドで見かけた気がします。

東門を出て探索しましょう。

さっそくポンチョを羽織ってみます。

うーんかわいい。腕を振っても腕の邪魔をしません。

不思議な感覚です。



いつも通り門番さんにギルドカードをみせて門を出ます。

なんかうっすら遠目に群れみたいなのが見えますね。

ひとまずその群れに向かってみます。



群れに向かって走り続けること15分程。

よくよく考えればソロで群れに突撃するのは中々に無謀でしたね。




暴れ牛 Lv5

アクティブ

【突進】【角撃】【激昂】


暴れ牛 Lv5

アクティブ

【突進】【角撃】【激昂】


暴れ牛 Lv5

アクティブ

【突進】【角撃】【激昂】



暴れ牛3体と出会いましたが近くで見る牛は大きいですね!

レベルが低めなのが幸いです!


それに試さないといけないこともあります。

この間ステータスを確認するまで忘れていた【身体強化(魔)】のアーツです。

これを使って次は水魔法と土魔法の新しい魔法を覚えられるように乱打しましょう!



まぁ威力がどれくらい変わるかまずは使わないで攻撃しますか。



「ウォーターボール!」

「ブモォ!?」


ウォーターボールは違わず暴れ牛に当たります。

暴れ牛のHPを2割飛ばしました。

わたしも成長しましたね。慢心せず突き進みましょう!


「よし、【身体強化(魔)】!ウォーターボール!」

「ブモォォォ!?」


わ!3割減らしました!熟練度が上がったらどこまで伸びるのかたのしみですね!


3体の暴れ牛を相手に魔法を駆使して戦っていましたが、不意に背後に気配を感じて振り向くと、暴れ牛が3体増えてました。


「ひっうわぁ!」


前方の暴れ牛への注意が散漫になっていたからか、暴れ牛の突進を受けて転がりました。


(いっ…たくない!あまりダメージ受けてないです!)


新しい装備のおかげでHPは1割くらいしか減りませんでした。

ありがたいことです!


MPを回復してまたひたすら避けながらウォーターボールを放ちます。


「よいしょっ!」


すれ違いざまに顔に向かって杖をフルスイングします。

それは運良く暴れ牛の目を傷付けてくれたようです。

勢いのまま暴れ牛は地面に転がります。


「ウォーターボール!ウォーターボール!」


ひたすらにウォーターボールを放って杖で殴ったり勢いつけて蹴り飛ばしたりして暴れ牛を4体倒したとき、待ちに待ったアナウンスが流れました。




‐水魔法の熟練度が一定に達しました-

ウォーターアローを習得しました。



(よし!ナイスタイミングです!)


わたしは残りの2匹に向かって覚えたての魔法を放ちます。


「ウォーターアロー!」

「ブモォォォォォッ」


放たれた水の矢は勢い良く暴れ牛に飛び容赦なくHPを削り取っていきました。

いい威力ですね!



「ウォーターアロー!」


残った1体もウォーターアローでHPを削り取りました。

【身体強化(魔)】の使い勝手の良さもわかりましたし、満足です。




-暴れ牛を倒しました-

暴れ牛の角、バラ肉、ヒレ、サーロイン、魔石(小)を手に入れました。



お肉!!すごいお肉落としますね!!

しかもヒレ!サーロイン!

わたしがすごいお肉ほしいなって思ってたからでしょうか。

お料理に使いましょう!何に使いましょうか、楽しみですね。



時刻は……わっもう14時です。

1時間くらい暴れ牛と戦っていたみたいです。

暴れ牛割とスタミナあって動くので一人だと中々大変でしたね。


よし、ジャイアントピグ探しましょう!


豚さん……豚肉………ハッ食いしん坊みたいな思考になってました。ちゃんと探さないとです。



森の周りを道沿いに歩いていると、ジャイアントピグらしきモンスターを見つけました。


……見つけたんですが、

わたしの見間違えじゃなければあのモンスター…


立ってるんですよね………




ジャイアントピグ Lv5

アクティブ

【突進】【共食い】【狂化】


ジャイアントピグLv5

アクティブ

【突進】【共食い】【狂化】


ジャイアントピグ Lv5

アクティブ

【突進】【共食い】【狂化】




二足歩行する豚さんとは聞いていませんよ!

しかもわたしの気配に気付いたのか3体ともぐるんとこちらを向きました。


「ひえっ」


そしてそのまま、二足歩行のままわたしに向かってきます。


「うっちょっと気色悪い!」


牽制目的にファイアーアローやウィンドアローを放ちます。

ジャイアントピグは被弾しても構わずこちらへ向かってきます。



「ひいぃぃ」


わたしホラーは大丈夫ですけど気持ち悪いのは苦手なんです!!!!!

ちょっと鳥肌たってきました。これは時間かけずにさっさと倒してしまいましょう!!!



MPポーションを呷って魔法をテンポよく放ちます。


「【身体強化(魔)】ッ!ウィンドアロー!ファイアーアロー!ウォーターアロー!」

「ブヒィィィィッ」


MPポーションは作れば良いのです!回復回復!

とりあえずはやく倒したいのです!

わたしは地面を転がって避けたりしゃがんで避けたりしながら魔法を当てていきました。



「はぁっ…サンドボール!サンドボール!」


足元を狙って土魔法を放ちます。

それは足元に命中してジャイアントピグを転がしてくれました。


「ファイアーアロー!」


ここで豚の丸焼きにしてやるんですよ!!






-ジャイアントピグを倒しました-

ジャイアントピグのバラ肉、ロース、魔石(小)を手に入れました。



「はぁ……つかれた」


なんだか精神的に疲れました。

二足歩行で追いかけてくる豚の夢を見そうです。


あと、2体……探して倒しましょう……

普通の豚さんだったらまだここまで嫌悪感を抱かなかったんですがね………



あっまた3体います。

………やってやりますよぉ!!



「やぁぁぁ!見敵必殺!ファイアーアロー!」



わたしはMPを気にせずジャイアントピグに魔法をぶつけるのでした。









-ジャイアントピグを倒しました-

種族レベルが上がりました。

任意の場所へステータスを割り振って下さい。

SPを2獲得しました。

メインジョブレベルが上がりました。

メインジョブがレベルMaxになりました。

特殊ジョブ?????ウィザードへの分岐を確認しました。

任意の転職先を選んでください。

ジャイアントピグのモモ肉、魔石(小)を手に入れました。




つ、つかれました!!!!!

そして怒涛のアナウンスです。

なにやら気になるワードもありましたが、ひとまずステータスを振りましょう。




ミツキ Lv.10

ヒューマン

メインジョブ:見習いウィザード Lv.10(Max)/サブ:薬師 Lv.1


ステータス

攻撃 21 +1 (+5)

防御 24 (+10)

魔攻 37 +2 (+10)

魔防 25 (+10)

敏捷 30 (+15)

幸運 18 +2



今回は幸運値にも振っておきました。

どれくらい幸運になれるかはわかりませんけどね!




時間には余裕があるので、ひとまず敵に注意しながら転職先とやらを確認してみましょう。



ウィザード

一般的な魔法使い。4魔法を使いこなす潜在能力を秘めている。魔攻に補正がかかる。



?????ウィザード

現在イベント進行中。このジョブを選ぶにはイベントを進めてください。




ほう????

ウィザードは恐らく一般的な見習いからの転職ですね。

そして、その下の?????ウィザード、と言うものが特殊ジョブ、とのことですね。


レベル10になったら来いとヴァイスさんが言っていたので、きっとこの転職に関係あるんでしょう。

時間に余裕を持ってヴァイスさんのところにお伺いしようと思うので、明日図書館に向かうことにします。



よし、では森で魔力草を採取しましょう!

MPポーションたくさん使ったので魔力キノコも欲しいですね。



わたしは森へと足を進めました。





「あ、元気な魔力草と魔力キノコです」


【植物学者】のおかげで見分けがついて便利ですね。

あ、バジルも生えてる。

よくよくみたらハーブ類も生えてるの不思議すぎますね……

料理に使えるので採取しましょう。




ある程度魔力草も魔力キノコも集めたので一旦休憩します。

切り株に腰掛けて、ウォーターボールで手を洗ってからキッシュを食べます。

ふむ、これはほうれん草とベーコンのキッシュですね。

美味しいです!タルト生地って甘いものにもしょっぱいものにも合って素晴らしいです。


今度作り方を調べておきましょう。


ちょっと休んで、ルクレシアへと戻ります。

達成報告したら、ギルドランクが上がるはずです!






ひたすらにまっすぐルクレシアへと走って戻ってきました。

ギルドへ報告に向かいます。



時刻は16時過ぎました。

この時間帯でもギルドは人が多いですね。

あ、依頼カウンターにサイファさんがいらっしゃいます。

並びましょう。




「依頼達成しました。よろしくお願いします!」

「ミツキ様お疲れ様です。ギルドカードをお預かりしますね」


サイファさんがギルドカードを専用の機械に翳します。


「はい、確認いたしました。規定の回数の依頼を熟していただいたのでランクアップが可能です。ランクアップ致しますか?」

「はい、よろしくお願いします!」



-依頼を達成しました‐

採集依頼達成報酬として500リルを手に入れました。

討伐依頼達成報酬として5000リルを手に入れました。

規定回数の依頼達成を確認しました。

ギルドランクがFになりました。



ギルドランクがFになりました!

受けられる依頼も増えますね!


「おめでとうございますミツキ様」

「ありがとうございます!」

「これからも当ギルド共々よろしくお願いしますね」

「こちらこそお世話になります!」



サイファさんに挨拶してギルドを出ます。


…………ヴァイスさんの所へ向かうのになにか簡単につまめるものでも買いましょうかね。

手ぶらは申し訳ないです。



子羊の宿り木へと向かうまでに紅茶の専門店を見つけました。

ルクレシアっていろいろなお店がありますね………わたしたちの世界と変わらない品揃えです。


自分用にティーバッグを何個か買わせてもらい、ダージリンの茶葉とお菓子のギフトセットを買いました。

手持ちのリルは約50000リルくらいになりました。

わたしにとっては大金ですね。



………これはいらないって言われたら持って帰りましょう。





「ティナさん戻りました!鍵いいですか?」

「はい、おかえりなさい!お疲れ様ね!」



ティナさんから鍵を受け取ってお部屋に入ります。

今日も色々ありました。


わたしのページの内容が濃くなりますね。

後で見返したらわたしの冒険、始めたてなのに内容が濃い!ってなるのでしょうかね。



明日に備えて今日は休むとしましょう。

ログアウトします!






ログアウトしました。

夕飯とお風呂の準備をします。

そして帰ってきた両親と他愛ない話をして、日課の天体観測をします。



「今日はきれいに月がみえるなぁ」


望遠鏡で覗く月はとても大きく、月面がくっきり見えます。

大きく深呼吸して月光浴したあとに、部屋に戻りました。



明日はどんなお話が聞けるか楽しみです。

「おやすみなさい」









おはようございます。

あいにくの雨です………

寝転がりながら枕元のスマホを掴んで通知を開きます。





Your Story -ミツキ-




11ページ目





スカーレットとクレハによって創られた装備はどうでしょうか。あなたの為に創られたものです。これからあなたの冒険の助けになるでしょう。



新しいアイテムの作り方も覚えましたね。

これからも薬師としてたくさんのアイテムを作ってください。

たくさんの素材があなたを待っています。



暴れ牛やジャイアントピグとの初戦闘はどうでしたか。

慣れない戦闘も数をこなせば乗り越えられます。頑張ってくださいね。



森の中で食べるキッシュは美味しいですよね。

迷いなく素材を採集するあなたは専門家のようでした。



新たな冒険があなたを待っているでしょう。

お疲れ様でした。







振り返ると中々に濃いですよね……

恐らく今日ログインしたらさらに色々起こるような気もしますが!

自分の冒険が思い出せるのは良いですね。

たくさんページが刻まれるのが楽しみです。




ご飯を食べたらログインしましょう!




主人公がやっと転職します。

これからもこの作品をよろしくお願いします!


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― 新着の感想 ―
[気になる点] >あと、3体……探して倒しましょう… あと2体では?
[気になる点] >自分用にティーパック 正しく読むのであればティーバッグですね
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