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ハプニングと世界樹

ご覧いただきありがとうございます!

前話ですごい数の感想をいただきビビり散らかしました。ご感想ありがとうございました!ゆっくりと返信させていただきます……!

そこまでシリアスにはならないはず、です!ギリセーフです!



えっと……え??

はじめてのろうごく……初めての牢獄!?


ま、まだ悪いことはしていないはず!?

する予定も無いですけど!?


お、落ち着けわたし。とりあえず周囲の様子を窺います。人の気配はなく、静かです。

メニューは開けますが、ログアウトのボタンはグレーになっています。


さすがに牢獄ではログアウト不可のようです。

状況に頭が追いつかなくて、逆に冷静になれました。

どうしたものか……


石壁は隙間なく壁ですし、暗視のパッシブスキルのおかげで視界は保たれていますが、鎖で縛られているので動きにくいです。

地面も残念ながら穴や扉は無いです。というか、何も無いです。


この牢獄、何も無いです。

……ここで生活させるのではなく、閉じ込める為の場所ですね。


「ファイアーボール」


……うんともすんとも言いません。魔法も使えません。

腕が動かせないのでメッセージも送れません。


「……どうしよ」





◆◆◆




「ま、魔法陣が発動するなんて」


アルブは頭を抱えた。

近くでは渡り人の少女が連れていた召喚獣が、魔法陣をジッと見つめていた。というか喋ったような……



数ヶ月前星詠みの魔女からの星詠みで、要職に就く一部の者に、レダン帝国へ悪魔による侵攻が近い内に起こるだろうと告げられた。


そのため悪魔の侵入に備え、王宮内の要所へ繋がる通路に設置されていた《悪魔》《悪魔憑き》《悪魔の契約者》に反応する魔法陣が、発動した。

という事は、少女はいずれかに該当しているという事になる。


だが少女が持っていた依頼書は本物であり、星詠みの魔女の弟子であるのに違いはない、はず。

現に星詠みの魔女より、帝王に連絡があったため付近で待機していた訳だが。


「……『研究者アルブより、緊急連絡』」


連絡しない訳にもいかない。世界樹の研究者として持たされている連絡装置を使って、王の執務室へと連絡をする。


状況を説明していると、魔法陣を見つめていた召喚獣が小さく頷くと、周囲を軽く見回した。


『……あっちか』


小さく呟くと、勝手知ったるように移動を始めた。


「お、お待ちを召喚獣殿!」


勝手に王宮内を動くと処罰される可能性もある。

私は急いで召喚獣を追いかけた。




◆◆◆




ひとまず地面に座りながら、誰か来るのを待ちます。

ラクリマは大丈夫でしょうか……

アルブさんも、とても驚いてました。


わたしも驚いてますけどね!

何に反応されたのでしょう……わかりません。

壁を背もたれにして、よりかかります。


少しすると、重い扉が開いたような、大きな音が響きました。その後慌ただしい気配と音が近付いて来ました。言い争いに近いような声も聞こえますが……


『ぜえええったいにここにいる!!』

「わかった!わかったから扉の術式を壊すのやめてくれ!」

『ミツキ!ミツキー!』

「なんで捕縛糸が効かねえんだこの召喚獣サンはよ!」



……ラクリマ!?

ラクリマと、男性の声が聞こえました。


「……ラクリマ?」

『っ!ミツキ!よかった!』


ラクリマを呼ぶと、ラクリマが爆速で鉄格子の前まで飛んできました。

おお、速い……どこも怪我してなさそうで、良かったです。


『怪我はない?』

「ないよ、大丈夫」

『怪我があったら、コスモスとか世界樹から怒られる所だった……理由によっては帝国が』


「帝国が!?」


ガシャガシャと音を立てながら数人の男性が走ってきました。

頬に切り傷の痕がある虎の男性と、数人の獣人の兵士です。種族がわかりませんね……なんの動物なのか。

ヘルムの形と耳で獣人なのはわかります。


「……あー、渡り人のお嬢さん。少し話を聞かせてもらえるか……?」

『ミツキは何もしてないのに!開けられないの!?』

「それを判断できるのはしたっぱの俺達じゃねえのよ……」

「……彼女の話にもよりますが」


兵士の後ろから、聖職者の格好をしたヒューマンとアルブさん、兵士が歩いてきました。

アルブさんはわたしと目が合うと、胸を撫で下ろしました。


「レダン帝国所属の大神官、ベイリーと申します」

「渡り人の、ミツキです」

「……ありがとうございます。大変申し訳ございませんが、そのまま話をお聞かせください」


ベイリーと名乗った大神官は、鉄格子の前でわたしと目を合わせます。

わたしも背筋を正して、少し鉄格子側に近寄りました。


「はいかいいえで簡単に答えていただければ。貴女は悪魔でしょうか」

「いいえ」

「では、悪魔との契約者でしょうか」

「……はい」


わたしの言葉に、兵士達がザワつきました。

悪魔との契約者は、この世界にはいないのでしょうか。


「悪魔とはどのような契約を?」

「…………」

「…………」

「……まず大前提としてですが、星詠みには星詠みと契約をしているはぐれの悪魔がいます。その悪魔と、個人的に契約を結んだのですが」

「ほう」

「喚ぶには対価が必要なので、対価は食事で良いですよ、という契約です」

「…………もう一度よろしいでしょうか?」

「?……対価は食事で良いですよ、という契約です」


ベイリー大神官が首を傾げました。

わたしも首を傾げます。


「……えっと、魂を差し出し帝都を滅ぼすなどではなく」

「えっそんな契約もあるんですか!?」

「…………」

『ラクリマもその時にその場にいたからわかる!本当に食事で良いって悪魔言ってた!』

「……なるほど」


ベイリー大神官は苦笑しました。

本当にそういう契約ですからね!?


「……もしかして悪魔との契約者が捕まる魔法陣でした?」

「ええ、まあ……」

「……すみません、何も知らずに契約したのはわたしです……皆様からみた、悪魔とはどのような……?」

「それをお伝えする前に、ここから出ましょう。よろしいですね、王よ」

「姿形、肩書きを偽る偽物ではない事がわかったからな。……偽物を招き入れたらそれはそれで俺は死ぬほどエトワール殿に怒られる」


へっ!?

若干遠い目をした兵士が、鉄格子に触れると鉄格子と鎖が消えました。

そしてヘルムを脱いで、わたしに手を差し伸べます。


「すまなかったな、星詠みの渡り人よ。俺はクロイツェルト=アルトゥス=レダン。この国の王だ」


黒く艶々とした毛並みを持つ豹の男性の……帝王様の、赤と金のオッドアイが、ほの暗い牢獄で煌めきました。



「……帝王様」

「なんだ?」

「……なぜ、ここに?」

「依頼をしに来たアストラルウィザードに魔法陣が発動したと聞いたからだな。本物か偽物か、見極めに」


帝王様はそう言うと、手を掴まないわたしに焦れたのか腕を掴んで立たせてくれました。

お礼を伝えつつ、目の前の帝王様を見上げます。


先程いた虎の男性よりは小柄で、ベイリーさんよりは大きいです。


「ここで話すこともない。外へ行こう」

「は、はい」

『ミツキ!』

「驚かせてごめんね、ラクリマ」


牢獄を歩く帝王様の後を、おっかなびっくり付いていきます。

わたしの後ろを、ベイリーさんと虎の男性が歩きます。

わたしの隣にアルブさんが駆け寄って来ました。


「アルブさんも、驚かせてしまい申し訳ございません」

「心臓が飛び出るかと思いましたよ……」


ラクリマを落ち着かせつつ、アルブさんに頭を下げます。手で土埃を払って、身なりを確認します。汚れてはいないはず……


そうして階段を登ると、外に出ました。

うおお、光が眩しい!


「さて、名を聞かせてもらえるか」

「あっ!失礼しました!渡り人で、エトワール様とリゼットさんの弟子の、ミツキと申します。彼女はラクリマです」

「ミツキとラクリマだな。改めて、申し訳ない。そしてよく来てくれた」

「いえあの、本当にわたしが悪魔と契約してなかったら、このような事にはならなかったので……」


まさかここでマレフィックさんとの契約が、こんな事になるとは思いもしませんでした……

契約は無かったことにはなりませんし、なんなら瞳も借りてますね。使ったことありませんが!


遠い目をしていたら、ベイリーさんがどこからか本を取り出しました。


「……古来より、悪魔は我らを惑わせ、堕落させる存在であると伝わり、幾度となくこの世界へ侵攻してきました。我らはそれを、少なくない犠牲を出しながらも、退けてきました」


……クリスティアでは墓守犬(チャーチ・グリム)の主人さんも、悪魔と戦っていました。

悪魔が世界に攻め込む、周期があると聞きました。


「そして心が弱った隙や、嫉妬、復讐……そういった思いを持つ者と契約し、力を貸す。そして最後に、魂を奪われる」

「……奴らにとって我らの魂はエネルギー源であり、進化する条件だ。故に、力を溜め攻め込んでくる」


ベイリーさんに続いて、帝王様が言いました。

その眼差しは、とても鋭く……


「あんな奴らに、俺の民をくれてやる義理はない。完膚なきまでに叩き潰す。その為に、今まで準備をしてきた」

「……王よ、ミツキさんが驚いてしまいますよ」

「っすまん。怖がらせたか」

「……いえ、守りたいものの為に戦うということは、とても大切なことだと、思います。わたしも……お力添えしたいです」

「……そうか、ありがとう。その時には、依頼しよう」

「依頼じゃなくても、駆け付けますよ!」

『ラクリマとミツキがいれば悪魔なんてちょいちょいっとやっつけちゃうよ!』


拳を握りしめてそうラクリマと共に伝えると、帝王様は小さく笑いました。


「こほんっ。以上の事があり、現在悪魔に対して厳重警戒中なのです。いつ侵攻が起こるか、読めないので」


ベイリーさんが咳払いをしました。

なるほど……歩き出した皆さんの後を追いつつ反芻します。と言うことは……


「……契約者のわたし、大変な危険人物では?」

「エトワール殿の弟子であれば、貴賓か……?」

「エトワール様から連絡があり、急いで出迎えの準備をしておりましたがミツキ様の出迎えに間に合わず……恥ずかしい限りですね」

「その最中、魔法陣が発動したときいてな」

「わ、わたしは一般人です!」

「ミツキ様、星詠みの魔女様のお弟子さんは一般人ではありませんよ」


アルブさんの言葉に、衝撃を受けました。

い、一般人のはず……!


そんな事を考えていたら、帝王様がとある扉の前で止まりました。

手を触れて、何らかの操作をすると扉に魔法陣が浮かび、開きました。


扉の先には、クリスティアと似たような雰囲気を持つ温室……サンルーム?に世界樹が存在していました。




レガリアの《枝》

世界樹から帝都レガリアに伸びる枝。

乾燥、呪いの吸収過多状態。

《枝》:うおおお星詠みの子!とりあえず水ちょうだい!そしてそこの蝶のきみ、結界張ってくれる!?




「っ!ラクリマ!世界樹の葉は!」

『ある!大丈夫!【破邪結界】!』

「〈みずがめ座(サダルスウド)〉!」


サダルスウドを召喚しながら、ストックしていた水を取り出して世界樹へ駆け寄ります。

背後から驚きの雰囲気を感じましたが、それどころではないです!


「何を吸収してるんです!?」

『ちょっと、大丈夫なの!?』


サダルスウドと共に水をかけながら、世界樹へ話しかけます。

ラクリマが世界樹の葉をもう一枚消費しました。



レガリアの《枝》

世界樹から帝都レガリアに伸びる枝。

呪いの浄化中。

《枝》:これには深い訳があってねぇ……レダン帝国のマナは問題ないんだけど、帝国の地下水脈が呪いで汚染されているみたいなんだよね。人体に害がないから中々気付かれないし



「は……え!?」

『原因は!?』




レガリアの《枝》

世界樹から帝都レガリアに伸びる枝。

呪いの浄化中。

《枝》:原因はぼくにはわからないね。水脈に直接何かしているのか、離れた場所から呪いをかけているのか……だからひとまず浄化を試みてるんだけど、草木への侵食が強いんだ。だからこの地下水脈の呪いをどうにかしてほしい




- 世界樹より 地下水脈の異変の調査 が 依頼されました-

-受注しますか-



「……受けますが、少々お待ちを!」


振り返り、入口付近で腕を組んでいた帝王様と目が合いました。

わたしの表情を見て、帝王様が駆け寄って来ました。


「どうした。世界樹に何か異変でもあるのか」

「世界樹とレダン帝国のマナに問題はありません。ですが、地下水脈が呪いによって汚染されていると、世界樹が」

「……なんだと」

「なんですって!?」

「その地下水脈の呪いを世界樹は浄化しているようですが、人体に害はありません。ですが、草木には害があるようで」


ハッとした表情を浮かべたアルブさんが、棚から資料を引っ張り出して勢い良くページを捲ります。


「最近オアシスが一つ消失し、砂漠化しました。徐々に小さくなってはいましたが、急激に砂漠化したケースがあります。オアシスは地下水脈から汲み上げていますし」

「雨林の砂漠化のペースが微増したのも関係あるか」

「恐らく。雨林は地下水脈と繋がっていますからね」

「……付近の村から、一部の植物や野菜が枯れたという報告も、虫害や日照りのせいではなく、水が原因の可能性もあるかもしれませんね」

「人体への害がありませんでしたので、盲点でしたね。日差しばかりに気を取られ……」


おおう……アルブさんと帝王様、ベイリーさんが専門的な事を会話し始めました。


ひとまず世界樹の依頼を、受けることとします。



「世界樹、他に気になることはありますか」




レガリアの《枝》

世界樹から帝都レガリアに伸びる枝。

呪いの浄化中。

《枝》:呪いさえどうにかなれば、ぼくが世界樹として浄化できる。だからお願いね、星詠みのミツキ。




「……わかった。ラクリマ、やろう」

『ラクリマとミツキに任せて』

「帝王様。お話中、失礼します」


勇気を持って帝王様に話しかけた所、帝王様はハッとした表情を浮かべて振り返りました。


「すまん、世界樹の依頼の事だな」

「はい。地下水脈への入口は、わたしが行っても良いでしょうか」

「……そうだな。俺も行く」

「えっ」

「王よ」

「いや行くだろうこれは。準備をする」

「あっあの、わたしの仲間も、よろしいでしょうか!」


その地下水脈で戦闘が起こる可能性も、なきにしもあらずです。

何かあれば連絡してと、皆言ってくれましたので!


「……構わん。正式に其方へ依頼をする。その準備もあるから、一時間後に執務室へ来てくれ」

「は、はい!」

「アルブ、彼女の案内を任せる」

「はいっ!」

「ベイリー、聖職者として貴様も来い。オーラム大佐、其方は近衛に伝えよ。兵士を数名寄越せと」

「ハッ!」


会話を横目に、クランのメッセージに急いで打ち込みます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


《ステラアーク》



ミツキ:緊急依頼です

ミツキ:詳細は会った時に説明します

ミツキ:大丈夫なメンバーは、30分以内にホームの世界樹に集合をお願いします!

ミカゲ:すぐいきまーす!

ソラ:世界樹の所にいるから待っているわね

レン:戻る

リュー:今行く

サクヤ:わかった、すぐに戻るよ

ハイドレンジア:リーフと一緒に向かうわ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



反応が速い!

あれ、ジアちゃん達は部活じゃなかったのですね。

わたしも、ソウくんの所に寄ったらすぐに戻りましょう。

その時に、お師匠様に鏡を繋いで報告もしなければ……!


「アルブさん、わたしも準備をしてきます!えっと、40分後に門の前に仲間たちとまた来ます!」

「は、はい!お待ちしておりますね!」

「失礼いたします!」


現在時刻は9時半を過ぎた所です。

帝王様の執務室へ余裕を持って辿り着くためには、早めの行動を心がけなければ!


ソウくんの居場所をメッセージで聞くと、ソウくんの師匠さんの店にいるそうです。


ラクリマを連れてすぐに移動します。

もしもソウくんが仲間になってくれるのであれば、即戦力です!




「……おはようございます!」

「……あ、こちらです」


そっと店内を覗くと、ソウくんが銃剣の手入れをしていました。

カウンターの師匠さんに一礼して、駆け寄ります。


「……何か、ありましたか?」

「えっ……何か滲み出てた?」

「なんとなくですが……急ぎなら、後でも大丈夫ですよ」

「ソウくんの話が聞きたくてきたの。その返答によっては、ソウくんを攫って行くからね!」

『攫っちゃうね!』

「というか、巻き込むね……」


わたしとラクリマの言葉を聞いて、ソウくんは目を丸くしました。

返答によっては依頼に巻き込みますよ……!


「……以前いただいた、クランへの誘いですが」

「はい!」

「………………これも何かの縁なので、僕の力が役立てるのであれば。ぜひお願いしたく」

「大歓迎です!クランの加入招待送るね!」

「はやい」


クランメニューを開いて、すぐにフレンド欄からソウくんへ招待を送ります。

すると、ソウくんも目の前でウィンドウを操作しました。



-プレイヤー名 ソウ が クラン《ステラアーク》へ 加入しました-



「これからよろしくね!」

「はい、よろしくお願いします」

「では早速、本日の予定は!」

「と、特には……」

「じゃあ!その身をお借りします!ソウくんの師匠さん、お借りしてよろしいでしょうか!?」

「お、おう」

「ありがとうございます!お邪魔しました!」


ラクリマと一緒にソウくんの腕を引いて、店の外へ出ました。



◆◆◆



「……嵐のようだったな。まあ、いい訓練になるだろうよ」


一人残された男は、連れて行かれた弟子の様子を思い浮かべて、小さく笑った。




◆◆◆



「ソウくん、説明は後でゆっくりとするから。きっと驚かせるけど……」

「……リューさんから、ミツキさんはびっくり箱だと聞きましたので、覚悟はしています」

「……お兄ちゃんとは後で話すとして。緊急で受けた依頼があってね、その説明はクランメンバーも交えてするから、移動するね」

「わかりました」


わたしはラクリマとソウくんを連れて、ホームへ戻りました。




運営:この子前に言ってた悪魔との契約者の称号貰ったプレイヤーだったか……

運営:そりゃ対悪魔魔法陣反応するわ……プレイヤーにもしっかり作動するのがわかってよかったな(白目)

運営:……想定以上に概念達の感情の振れ幅が広いな。第三室長さん(NPC、AI担当)は喜ぶだろうが、ユアストの世界に影響を与えすぎないように、要注意プレイヤーとして報告せにゃならんなこれ……



これからもミツキの物語をよろしくお願いします!


本日ついに第一巻発売です!

応援いただきありがとうございます!これからもミツキの物語をお楽しみください!

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― 新着の感想 ―
運営のリアクション、概念や掲示板共々好きだわぁ
ミツキの投獄事件が無事解決?して良かったです。 帝王様のいたずらではなかった… 運営はホッと一息つけたみたいだけど、概念達も納得してくれだだろうか? 続きを楽しみにしています。
悪魔の被害に遭い続けて被害も酷い国に胃袋掴まれた悪魔が居るとか言われても宇宙猫になっちゃう コスモス様〈また宇宙に猫ちゃん映りこんどるな…あれ何なんじゃ?
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