日常 その5
ご評価ありがとうございます!
これからもこの作品をよろしくお願いします!
唐突に出された学校の課題をやったり親戚の集まりが重なって金曜日までゲームが出来ないとは………
今日こそはゲームにログインしましょう。
わたしもさすがにゲームやりたいです。
いつも通りの学生生活を送って帰宅しました。
ご飯とお風呂をパパっと済ませてログインします!
ログインしました。
今日はどこか街の中でご飯食べましょう!
顔を洗って、身だしなみを整えていざ!
ティナさんにオススメのごはん屋さんをお伺いしましょう。
「ティナさんこんばんは。この辺でオススメのご飯食べられるところ、ありますか?」
「はいこんばんは!そりゃウチだ!って言いたいところだけど、友達がやってる所でいい所あるよ!」
「わ、行ってみたいです」
「宿を出たら左にちょっと歩くと、『大地の輝き』っていうお店があるんだ。野菜を売りつつ、料理も食べれるお店さ。そこはレジアっていうあたしの友達がやってるのさ」
「ありがとうございます!行ってみます」
「はい、行ってらっしゃい!」
ティナさんにオススメのお店を聞いたので向かおうと思います。
いいですね野菜。野菜を買いつつ、そのお料理も頼みましょう!こういうところの料理は野菜を知り尽くしてらっしゃるのでとても勉強にもなります!
夜のルクレシアの街を進むこと数分。
見つけました。『大地の輝き』さんです。
見た目は普通の八百屋さんですがね………
「こんばんはです」
「はぁいこんばんは。あら、初めて見る人ね」
「ティナさんのご紹介で来ました。ミツキと言います」
「あら、ティナの」
「お野菜を買えて、ご飯も食べられると聞きまして……」
「ふふ、そうよぉ。ウチは野菜中心のヘルシーなメニューを取り扱っているわ。食べてく?」
「ぜひ!」
「いらっしゃぁい」
おそらくこの方がレジアさんだと思われるのですが、なんというかこうとてもゆったりした方で、すごい人妻感を感じますね………
レジアさんの後に付いていくと、2階がレストランになっていました。
おお、室内に緑が溢れて心地良いです。
お部屋の中ですが、自然の中にいるような雰囲気です。
「これがメニューよぉ」
「ありがとうございます!」
「こっちがウチで取り扱ってる野菜の一覧よ。買いたいものをみておいてねぇ」
「はい!」
レジアさんがお冷の準備をしてくださってる間にメニューを眺めます。
おお、お野菜をふんだんに使ったメニューが多いですね。
「決まったかしらぁ?」
「この彩り野菜セットでお願いします!」
わたしが選んだのは彩り野菜セットです。
メニューはオレンジ野菜のスムージー、サラダ、トマトとたっぷり野菜のミネストローネ。
とっても美味しそうです!
「うけたまわったわぁ。ちょっと待っててねぇ」
レジアさんが注文を受けて1階に降りていくのを見届けて、わたしは野菜の一覧を眺めます。
さすがの品揃えですね。
片っ端からちょっとずつ買いたいです。
アイテムボックスがあって良かったです。
たくさん入りますし時間は止まっているのでいつでも新鮮なお野菜を保管しておくことが出来るなんて便利ですよね。
今アイテムボックスに鶏肉系はたくさんありますがお野菜はすっからかんなので買いだめしましょう。
お野菜は大切です。
「お待ちどおさまぁ」
そう考えていると、レジアさんが料理を持ってきてくださいました。
「わぁ……!」
彩り野菜なので見た目がカラフルでかわいいです!
ミネストローネもいい香りです!
「いただきます!」
「どうぞ召し上がれ」
オレンジ野菜のスムージーを一口頂きます。
ん~~~甘くてすっきりして美味しいです!
サラダもレタスはシャキシャキですしトマトの酸味がオーロラソースと絡んで美味しいです!
オーロラソースは確かケチャップとマヨネーズを混ぜて作れるんだったでしょうか。今度作りましょう。
調味料を買ったお店にはどちらも大きめの瓶で売ってました。
そしてたっぷり野菜のミネストローネ。
細かく刻まれた野菜が具沢山でお腹いっぱいになりますし身体が温まって大満足です!
ジャガイモもベーコンも美味しい!
「んんん美味しいですう」
「それは良かったわぁ。美味しそうに食べるわね」
「美味しいですもん!……お店は大丈夫です?」
「大丈夫よぉ。ティナが寄こした渡り人さんを眺めてるほうが楽しいわぁ」
「そ、そうですか」
「ええ。渡り人さんはそんなに来ないもの」
対面で頬杖つきながらこちらを眺めるレジアさんは、わたしを眺めてふんわり笑います。
「野菜は好きかしらぁ?まあ聞かなくても表情でわかるけど」
「へ、わたしそんなに顔に出てますか?」
「ええ。美味しいものが好きだって顔しながら食べてるわぁ」
「へへ……でもお野菜すごく美味しいです。帰りに買わせてください」
「いいわよぉ。……そういえば名前言ってなかったわね。レジアよ」
「はい、よろしくお願いします!」
そこからは食べながらルクレシアについての他愛ない話をしました。
レジアさんは聞き上手話上手で、お話が途切れませんでした。
「ごちそうさまでした!」
「お粗末さまでした。お代は野菜を渡すときに纏めるわねぇ」
「はい!とても美味しかったです」
「ふふ、ウチの野菜は手間ひまかけて作ってるからね」
レジアさんのあとに続いて1階へ戻ります。
そしてお野菜を買わせて頂きます。
ひとまず片っ端からトマトやジャガイモなどの小さい野菜は20個くらい買わせて頂いて、キャベツやレタスは3玉くらい買わせて頂きます。
「渡り人ってすごいたくさん買うのねぇ」
「アイテムボックスがあるとついたくさん買ってしまいますね………」
「ふふ、お店としてはとても嬉しいわぁ」
「お会計お願いします!」
夕飯代合わせて総額10000リルくらい野菜買いました。
これでキャンプできますね!
食料には困らないようにしませんと!
ディスプレイで支払いを済ませて、お店を出ます。
「ありがとうございました!ごちそうさまでした!」
「今後共ご贔屓に~」
ゆるっと手を振って見送ってくださるレジアさんに背を向けて、宿への道を歩きます。
ちょっと横道それて調味料の店に寄り道します。
もう少し多めに調味料揃えておきたいです。
大きめの瓶の調味料を買い足しました。
6000リルくらい吹っ飛びましたが今のわたし小金持ちなので何も怖くないです!まだ15万リルあります。
ふふふこれでオーロラソースも作れます。
レシピ本で作り方見といて良かったです!
戻ったらポーション作ってログアウトですね。
「戻りました!」
「おかえり!もう部屋に行く?」
「はい、部屋でポーション作ります!」
「はいよ!ほどほどに頑張るんだよ!」
「ありがとうございます!」
鍵を受け取ってお部屋に戻りました。
満腹です。やる気出ました!
ポーション作りますよ!
-サブジョブレベルが上がりました-
-サブジョブレベルがMaxになりました-
-翠玉薬師の弟子の称号を確認-
-サブジョブが自動的に薬師になります-
MPポーションを50本とポーション60本作れました!
そうしたらレベルが上がりました。
自動的に薬師になりましたね……
本来は何か試験みたいなものがあったのでしょうか。
わたしにはリゼットさんというとても素晴らしいお師匠様がいますので、なんか普通じゃないルートを進んでいる気がしますね。
まぁこれで新しいアイテムの作り方をリゼットさんから教わることができますね!
楽しみです!
そこそこいい時間になってきたので、ログアウトします。
明日はスカーレットさんの所へ向かって装備をお買上げしましょう!
………もう少しお金おろしておきましょうかね?
明日ログインしたらギルドに寄って、依頼を受注してお金をおろして向かうことにしましょう!
ログアウトしました。
ひとまず寝る準備をしてベッドに横になります。
あ、兄からグループに写真が送られてきました。
友人と肩くんでオーロラの下でめっちゃ笑顔浮かべてます。
いいなぁ………オーロラ綺麗だなぁ………
兄は兄で楽しそうで何よりです。
親指立てた猫のスタンプを押して、寝ることにします。
「おやすみなさい」
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おはようございます。
朝日が眩しいですね。
今日は父と母が2人でプラネタリウムデートするって言ってました。
歳を重ねてもラブラブで恥ずかしいですが仲が良くて何よりです。
今日はご飯の時間を気にせずゲームしましょう。
食べるのは自分だけですし!
ストレッチをして着替えて朝ごはんを食べて両親を見送ります。
「満月、ゲームもいいけどちゃんとご飯食べるのよ」
「わかってるよ!ちゃんと食べる!」
「じゃあ父さんたちは出かけてくるからね」
「わたしは気にせずゆっくりしてきて!」
片付けしてお風呂掃除もして、準備万端ですね!
おっとその前にユアストの通知を開きましょう。
Your Story ‑ミツキ-
10ページ目
大地の輝きで野菜をふんだんに使った料理を食べました。
野菜もたくさん買い上げましたね。気持ちのいい買い方です。
調味料をたくさん買いました。
どのような料理に使われるのか楽しみです。
薬師のレベルも上がりました。
見習い薬師からの卒業おめでとうございます。
薬師として精進してください。
お疲れ様でした。
お金があると買いたくなってしまう不思議です。
自然に囲まれて料理したいですね!
きっともうすぐやれる気がします!
では早速ログインしましょう!
装備のデザイン考えるの難しかったですがとりあえず好みで考えました( ˘ω˘)
ふわっとお楽しみください!




