表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/369

第一の街

お待たせしました!

読んでくださると嬉しいです。



目を開けると、そこはレンガを基調とした街並みが広がっていました。


「ふおおおお!!綺麗だなあ」


第一の街、ルクレシア。

プレイヤーが1番最初に降り立つ街です。

この世界ではプレイヤーのことを『渡り人』といいます。


ルクレシアの中心にある石碑の前に、わたしは立っていました。

ルクレシアは石碑を中心に円を描いたような街並みになっています。




この石碑はワープや死に戻りの玄関口となる石碑です。大きめの街や王都などに設置されています。



「あ、ランダムスキルの確認をしないと」


ステータスを確認するには、頭の中でステータスと唱えればいいと公式サイトに書いてありました。


(ステータス!)





ミツキ Lv.1

ヒューマン

メインジョブ:見習いウィザード Lv.1/サブ:見習い薬師Lv.1


ステータス

攻撃 10

防御 10

魔攻 10 (+5)

魔防 10

敏捷 10

幸運 10


ジョブスキル

【炎魔法】【水魔法】【風魔法】【土魔法】【調合】【調薬】【精製】


パッシブスキル

【鑑定】【遠視】【気配察知】【隠密】【植物学者】【節約】


装備

[頭]なし

[上半身]見習いウィザードの服

[下半身]見習いウィザードのスカート

[靴]見習いウィザードのブーツ

[武器]見習いウィザードのロッド

[アクセサリー]見習いウィザードのローブ

[アクセサリー]なし


満腹度 50%





【植物学者】???



【節約】は確か最初から選べるパッシブスキルでみました。アーツを使う際のMPをほんの少し節約できるスキルです。

これもあると有り難いので当たりですね。


問題はこの【植物学者】というスキルです。

選べるスキルの中にはありませんでした。

ということはおそらくランダムでパッシブスキルを選んだ際に、レアなスキルも出るかも?と公式サイトに書かれていたのできっとこれは珍しいスキルに違いないかと!



【植物学者】

植物に対し深い造詣を持つ者のスキル。

植物の状態を見分けることができる。




……………ほむ?

植物の状態を見分ける???

とりあえずあとでフィールドに出たときに草むら探索してみましょう!



「ひとまずステータスも確認したし、このルクレシアの街を見回ってみようかな」


冒険者ギルドでギルドカードも作らないといけませんしね。



とりあえずそこの屋台のおじさんにきいてみましょう。

なにか、串焼きみたいなものを売っているようです。タレが焼ける香ばしい香りが……!


「嬢ちゃん、見ない顔だね?この街は初めてかい?」

「はい、今日初めてこの世界にきました!」

「お、渡り人かな!ようこそルクレシアへ!記念にこれ食べてみな!」


そう言っておじさんは串焼きを1本差し出しました。



コッコの串焼き(タレ)

コッコを串にさして秘伝のタレで焼き上げた串焼き。満腹度+30



コッコ?名前の響きだとニワトリみたいな生き物でしょうか???


「ありがとうございます!いただきます!」


串焼きにかじりつくと、噛んだ瞬間に鼻に抜けるタレが焼けた香ばしい香り。ほどよい弾力、タレの甘み。


うーん美味しい!!!!


「とっても美味しいです!!タレの串焼き5本買います!……塩もあるんですね!5本買います!」


これは買いですね!

このゲームには満腹度があるので、食事をしなければなりません。

満腹度が0になると倒れてしまい、HPが0になってしまいます。


HPが0になると事前に立ち寄った街に死に戻り、一定時間バッドステータスがついてしまいます。(ステータスが半分になります)

持ち物はなくならない仕様ですが、お金はランダムに無くなるので注意が必要です。


「お、毎度あり!1本100リルだから、まとめて1000リルだな」



1000リル支払いますか?

はい

いいえ



目の前にディスプレイが出てきました。

この世界でのお金やトレードのやり取りはこのようにディスプレイが出ます。

いちいちお金を数えなくてすむのでいいですね。

ハーセプティアではお金の単位はリルとなっています。


ちなみにわたしは今10000リル持っています。

支払っても9000リル残りますね。


はいを押してお金を払い、受け取った串焼きをアイテムボックスに入れます。

アイテムボックスの中は時間が止まっているので、劣化せずいつでも出来たての串焼きが取り出せます!



「あ、冒険者ギルドってどこにあるか教えてもらえますか???」

「冒険者ギルドは石碑の前の大通りを真っ直ぐ南に向かえばあるぞ。赤い屋根の大きな建物が目印だな」

「赤い屋根の大きな建物……はい!ありがとうございます!わたしはミツキと言います、冒険者になる予定です!またきますね!」

「おう!俺はグレナダ!ここで屋台をやってる。気を付けて行ってこいよ!」



屋台のおじさん、グレナダさんに手を振って、わたしは南に向かって歩き出しました。

いざ行かん、冒険者ギルド!


体調不良気味で中々執筆スピードは遅めですが、この物語を楽しんで頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 一本100リルで五本買ったら500リルじゃないですか?
[気になる点] 空腹度が0になったら即座にHPも0になるんですかね? [一言] よくあるゲームや設定と違って、満腹度管理大変そう。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ