建国祭 13日目
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おはようございます!
生憎の天気ですね。雨の音が聞こえます。
制服に着替えて、通知を開きます。
Your Story ‐ミツキ‐
60ページ目
新しい天体魔法を習得しました。
そして、仲間に証のリボンを貰いました。
新しい友も増えました。
大人数を必要とする戦いもあります。
縁を紡ぐと良いでしょう。
依頼をこなしました。
薬師としての貴女にも期待しています。
…新たな意志を感じました。
蝶の幼体は、揺るがない意志を持って次の1歩を踏み出しましたね。
良い建国祭を。
お疲れ様でした。
おお、レイドってやつですね!
わたしは参加した事ありませんが、聞いたことあります。
ラクリマも、世界樹に守られているので安心です。
…前のように、羽化不全にならないように注意して観察しましょう。
オフィウクスさんに、島で様子でも見てもらいましょうかね……?
っと、早く準備しないとです。
今日も頑張りましょう!
「ラクリマ、蛹になっていたわね」
「うん。ラクリマ、強くなりたいって」
お昼休み、花ちゃんとお弁当を食べ進めます。
「いいわね、強くなりたいって気持ちを持つ子は、確実に強くなれるわよ」
「……そうだよね。わたしも負けてられないや」
「もうすぐだものね。今日の予定は?」
「もうすぐレベル60になるから、レベル上げかな。転職もしたし」
「さすがね。わたしもレベル上げするわ」
「花ちゃん今のレベルは?」
「54だったかしら」
花ちゃんも成長がはやいですね!
部活もあるのに、さすがです。
「この間、サジタリウスさんの力を使ってみたんだけどね」
「その話詳しく」
目の色が変わった花ちゃんに、この間の戦闘について話しながら、お昼休みを過ごしました。
「ただいまー」
「おかえり、満月」
家に帰ると、父がいました。
今日は早いですね?
「部下が優秀でね。手持ちの案件が捌けたから、早上がりしたんだ。有休はたくさんあるからね」
「そ、そうなんだ……夕食何か食べたいのある?」
「さっきテレビでやっていてね。美味しそうだし、材料もあるから作り始めたものがあるんだ」
急いで手を洗って、着替えてキッチンにいる父の手元を覗き込みます。
「……鶏むね肉とブロッコリー?」
「そう。炒めて塩レモンで味付けするんだって。美味しそうだよね」
「すごい美味しそう」
その組み合わせだけで美味しいです。
お腹空いてきました。
「でもさすがに他にも作ろうかなって思っていてね、何か作れるかな」
「うーん」
冷蔵庫を覗き込みます。
卵の期限が近付いていますし、卵使っちゃいますかね。
あ、ニラもあります。
「……ニラ玉?」
「いいんじゃないかな」
「…後は野菜スープにしよう」
食べたいもの、作りましょう!
「帰ったわ〜」
「おかえりー!お母さんも今日ははやいね?」
「展示物入れ替えの時期だから、この時間に帰ってきたわ。土日も休みだし、買い込んで来たわ〜」
母から食材を受け取って冷蔵庫へとしまいます。
……仕事で忙しくしていた両親が、最近休みを取れているようです。
これもゲームのおかげ、ですかね?
その疑問が顔に浮かんでいたのか、母が苦笑しました。
「ちゃんと相談して休み入れているから大丈夫よ〜お互いにここは休み欲しいので〜ってやり取りしてるから」
「僕の所もそうだね。ちゃんとカバーしているよ」
「……顔に出てた?」
「ええ。夕食、ありがとう。美味しそうだわ〜」
よし、では3人揃ったので夕食です!
「「「いただきます」」」
んんん!塩レモンでさっぱりしていますが、そのさっぱりさがブロッコリーと鶏むね肉を引き立てていますね!
美味しいです!
「あら、美味しい」
「うん。良くできたよ」
「ご飯が進む……美味しい……」
「ニラ玉もふわふわね」
「頑張った」
「腕を上げたわね満月」
よし!母から褒められました!
我ながら上出来です。
家族で今度何を食べようか、なんて話をしながら、夕食の時間を過ごしました。
「そういえば、ラクリマちゃんの事見たわよ」
「うん」
母が食器を洗いながら、そう言います。
洗い終わった皿を受け取ります。
「負けたら悔しいのは、NPCも変わらないんだよね」
「ユアストは、NPCという概念が覆されるわね」
「うん。でも、そんなラクリマに恥じない自分でいたいから、わたしも頑張らないとなって」
「……そうね、無理せず自分のペースよ。焦っても良いこと無いわ」
「使いこなせない力は恐ろしいものだからね。いかに自分の力と向き合って、力を引き出せるか」
……両親の言葉には説得力があります。
年長者は語る、です。
「自分の力を完璧に使いこなせるのが、強者かもね」
「レベルによるステータスは副産物かしら?レベルが高くても、経験が無ければ初心者と同じようなものでしょう?」
「ぐさぐさきてる」
「満月は慎重だし、もっとはじけて良いんじゃないかしら」
「たまには突撃も必要だね」
「むむ、頑張る……お風呂先にもらうね」
「僕も今日はゴーレムから採掘しようかな」
各々予定を立てて、部屋に戻りました。
パパっとお風呂を済ませてログインです!
ログインしました!
明日は休みですし、レベルが上がるまでは頑張りましょうかね。
というか、明日が本番ですからね……
揚げハムパンを食べ終えて、ディアデムを喚び出します。
身嗜みを整えて、準備完了です。
よし、ラクリマの様子を見に行きましょう。
喚び出したサダルスウドから水を分けて貰って、世界樹へとかけます。
ラクリマは変化なく、世界樹の元で蛹化してます。
プレアデスの《枝》
世界樹から浮島プレアデスへと伸びる枝
《枝》:色々な人とかが見に来ていたけど、彼女はすくすくと育ってるよ〜
……人とか、が?
星座たちも入りますかね?
オフィウクスさんを島へと召喚しておきます。
「…何か用か」
「いえ、ご自由に過ごしていただいて……」
「そうか」
そう言ってオフィウクスさんは、世界樹の根本へと座りました。
懐から本を取り出すと、読み始めました。
本、読むんですね……
「……ラクリマの事、よろしくお願いしますね」
「……気が向いたらな」
オフィウクスさんの事です。
恐らく観察してくれるでしょう。
お師匠様にもラクリマが蛹になったことを伝えないとです。
わたしはお師匠様の元へと移動しました。
「……へぇ、ラクリマが蛹に、ね」
「はい」
「成長したもんだ……心もね」
「…はい。世界樹が見ていてくれるので、安心です」
「そうかい………明日はそうだね……朝9時までにはヴァルフォーレンに向かいなね」
「わかりました」
わたしが行けるので、皆を連れて行くことは可能でしょう。
「……何か準備とか必要ですか?」
「特に何も無いね」
「わ、わかりました。それでは、わたしはレベル上げに行ってきますので」
「気を付けて行っといで」
ひらりと片手を振るお師匠様に会釈して、お師匠様の家を出ました。
……準備はありませんでしたね。
クランのメッセージチャットに、明日は9時までにヴァルフォーレン領へと向かうことを書き込んでおきます。
よし、とりあえずレベル上げに行きましょう。
とりあえず倒せそうなものを選ぶとしましょう。
群れで出現して、近い場所に出現するモンスターを……
……あ、これにしましょう。
レッドディアとブルーディアの討伐依頼です。
討伐数はそれぞれ10体です。
推奨レベルは50〜です。
クロイツより南下した平原に出現するみたいです。
よし、早速向かいましょう。
依頼を受注して、クロイツへと移動しました。
門番として立っている兵士さんに会釈して、杖を握り締めて南へと足を進めます。
「〈おおいぬ座〉、〈しし座〉、〈おおぐま座〉」
ある程度進んだ所で、本日の仲間を召喚しました。
目を開けたウルサ・マヨルは、わたしをみて表情を明るくしました。
「…まあ!今日は私を喚んでくれたのね!」
「はい!よろしくお願いします!」
「ふふ、任せて」
人間であれば拳を握るような動作をしたウルサ・マヨル。
シリウスとレグルスも、ニヤリとしました。
「今日の獲物は?」
「多分、鹿かな?」
「鹿であるか…」
「……あまり齧らないでね」
「……善処しよう」
レグルスが目を瞑りました。
素材はそこまで求めている訳じゃないですが、鹿肉とかあるかもですからね!
そうして平原を進むと、赤い角と青い角を持ったモンスターを見つけました。
レッドディア Lv.53
アクティブ
【突き】【大角】【跳躍】
【炎魔法】【突進】【踏み付け】
レッドディア Lv.53
アクティブ
【突き】【大角】【跳躍】
【炎魔法】【突進】【踏み付け】
レッドディア Lv.53
アクティブ
【突き】【大角】【跳躍】
【炎魔法】【突進】【踏み付け】
ブルーディア Lv.53
アクティブ
【突き】【大角】【跳躍】
【水魔法】【突進】【踏み付け】
ブルーディア Lv.53
アクティブ
【突き】【大角】【跳躍】
【水魔法】【突進】【踏み付け】
ブルーディア Lv.53
アクティブ
【突き】【大角】【跳躍】
【水魔法】【突進】【踏み付け】
なるほど、角の色!
角の色と炎魔法か水魔法かの違いですね!
(【身体強化(魔)】、【ブースト】、【ハイブースト】、【魔力強化(星)】、【魔力強化(月)】、【変光星】)
強化を唱えて、杖をレッドディアとブルーディアに向けます。
(【隕石】!)
次の瞬間、頭上に出現した魔法陣から真っ直ぐに火の玉が落ちてきました。
それは加速すると共に勢いを増し、地面に衝突した瞬間、大規模な衝撃と爆風と高熱が四方八方を襲いました。
‐レッドディアとブルーディアを倒しました‐
鹿肉、毛皮(鹿)、魔石(小)を手に入れました。
「………あれ?」
た、倒しちゃいました。
え………え!?
シリウスがジト目でこちらを振り返ります。
いえ、あのわたしもびっくりしまして。
慌ててステータスを確認します。
特殊状態:【変光星】2等星 残り14分
ふむ、2等星ですね。
あの時は戦闘中だったので、詳細を確認します。
【変光星】
1〜6等までの輝きによって受けられる強化の量が変わる。
継続時間:15分 リキャストタイム:1時間
1等星:全ステータス2.1倍
2等星:全ステータス1.9倍
3等星:全ステータス1.7倍
4等星:全ステータス1.5倍
5等星:全ステータス1.3倍
6等星:全ステータス1.1倍
………ほぼ2倍じゃないですか……!
それは、倒しちゃいます!!
「い、今のうちに次を探して倒そう!」
「……まあいいけどよ」
「強くなるのは喜ばしい事だが、出番が無かったであるな」
「次!次行こう!」
急いで次のレッドディアとブルーディアを探しに、平原を走りました。
シリウスが噛み付いたレッドディアが、蒼く燃え上がります。
レグルスは器用に大鎌で脚を斬りつけ、ブルーディアを転倒させます。
その中でも、ウルサ・マヨルが……
「いくわよ!【七曜の星】」
アーツの様な物を唱えたと思うと薄く青白いオーラを纏って、ブルーディアとレッドディアをすごい勢いで地面へとダウンさせます。
自己強化ですかね?
すごいパワーです。
(【二重詠唱】ウィンドアロー!)
それらにトドメを刺すために風魔法を唱えますが、何時もより風の矢が大きく速いです。
す、ステータスの暴力です。
とんでもないです……
途中乱入してきた人食い虎や、ブラックウルフを蹴散らして、レッドディアとブルーディアを倒しました。
‐レッドディア、ブルーディア、人食い虎、ブラックウルフを倒しました‐
種族レベルが上がりました。
任意の場所へステータスを割り振って下さい。
種族レベルが60になったため、アクティブスキル【バースト】を習得しました。
アクセサリースロットが1枠増えました。
SPを2獲得しました。
メインジョブレベルが上がりました。
赤角、青角、鹿肉、毛皮(鹿)、毛皮(虎)、狼骨、魔石(中)を手に入れました。
なんとか、レベルアップしました……!
シリウス達に周囲の偵察を任せて、ステータスを操作します。
ミツキ Lv.60
ヒューマン
メインジョブ:アストラルアークウィザード Lv.2/サブ:薬師 Lv.15
ステータス
攻撃 60
防御 90 +1 (+60)
魔攻 187 +2 (+40)
魔防 86 (+60)
敏捷 56 +1 (+15)
幸運 91 +1
よし、これで良いでしょう!
そして新しいスキルは、と……
【バースト】
一番高いステータスが上昇するが、効果時間が過ぎるとステータスが低下する。ステータス低下は時間経過で回復する。
継続時間:15分
……増えて、減るんです……?
時間経過で回復する、と言うことは戦闘不能になった時のように、バッドステータスが一定時間付与されるんですかね??
ふむ、ここぞという時に使うものですね。
今度試します。
「ウルサ・マヨル、戦闘中に唱えてたのは自己強化?」
「そうよ。一撃でHPを刈り取るための自己強化ね」
「わぁ…」
「【七曜の星】…北斗七星のが有名だけど、死を司るとも言われているじゃない?」
その通りです。
北斗七星は死を、南斗六星は生を司る、とも言われていますね。
南斗六星は、サジタリウスさんのスキル?アーツ?にありましたね。
「パワーアップするのよ」
「なるほど、強かったですもんね!」
「ふふ、私強いのよ」
ウルサ・マヨルの話を聞いていたら、そこそこ時間が経過しました。
今日はここまでにしましょう。
明日は朝早いですからね。
「明日は早いから、今日は戻ろうか」
「おう」
「わかったわ」
「了解した」
それぞれが還るのを見届けて、ギルドで報告を済ませて島へと戻りました。
「…戻ったか」
「おかえりですわー」
「おかえり、ミツキ」
ホームに入ると、皆揃っていました。
おや、珍しいですね。
「明日は例の慰霊があるので、ミツキ氏と話したいなぁと思いまして」
「なるほど。……お師匠様は、特に準備は無いと言ってたので、この身一つで行くのは変わらないですね」
「私とリーフは、冒険者達と麓で戦うのだけれど……レベルが56だし、そもそも貢献出来るかは謎ね」
「未知ですからね…」
ジアちゃんはリーフくんを見ながら、難しい顔をしました。
本当に、どんな感じなのか…
「……慰霊を行ったら、レンさんの花を採集ですが、どうやって採集します?」
「……ミツキの薬師の師に、アイテムを借りてきた」
「リゼットさんから?」
「ン、あまり出回っていないアイテムらしい」
触れたら壊れる花を採集するためのアイテム、ですもんね……聞いたことないです。
「借りてくるついでに採集も頼まれたからな…」
さ、さすがリゼットさんです。
レンさんにお使いを頼まれるとは……!
「じゃあ、明日はここで皆で朝ごはん食べましょう」
「皆8時くらいに集合でいい?」
「手伝いますぞー!」
「各々タイミングで来てね」
とりあえず朝食を食べてから向かう事になりました。
コンディションを整えて向かう事にしましょう!
「じゃあ、明日に備えてそろそろログアウトしますね」
「ボクも早起きしますぞ……」
「……姉ちゃん、起きてこなかったら起こして」
「目覚まし5個くらいかけなさいな」
とりあえず明日に備えて解散となりました!
わたしも部屋に戻ってログアウトします。
料理を作るのに、7時頃にはログインしたいですね。
ベランダでストレッチしながら、空を見上げます。
春の星空が傾き、そろそろ夏の星座の出番です。
兄もそのうち帰ってきますし、夏にはキャンプをするのも良いかもです。
よし、では明日に備えて寝ましょう!
おやすみなさい!
いざ参らん霊峰へ…
これからもミツキの物語をよろしくお願いします!
ミツキ Lv.60
ヒューマン
メインジョブ:アストラルアークウィザード Lv.2/サブ:薬師 Lv.15
ステータス
攻撃 60
防御 89 (+60)
魔攻 185 (+40)
魔防 86 (+60)
敏捷 56 (+15)
幸運 90
SP 7
ジョブスキル
【炎魔法】【水魔法】【風魔法】【土魔法】
【天体魔法】【星魔法】【神秘】【身体強化(魔)】【魔力強化(星)】【調合】【調薬】【精製】【短縮再現】【複製】【ブースト】【ハイブースト】【魔力強化(太陽)】【魔力強化(月)】【重力操作】【惑星加護】【活性化】
アクティブスキル
【瞬間移動】【二重詠唱】【簡易結界】【ウェポン・コンバート】【バースト】
パッシブスキル
【鑑定】【遠視】【気配察知】【隠密】【植物学者】【節約】【料理】【暗視】【夜目】【MP自動回復】【HP自動回復】【俊足】【品質向上】【精密操作】【看破】【波動】【清潔】【感覚共有】【打撃】【受け身】【回避】【魔力察知】【無詠唱】
装備
[頭]パステルグレーのリボン
[上半身]コズミック・ローズ
[下半身]コズミック・ローズ
[靴]ウォーホースのブーツ
[武器]アストラル・ワンド
[アクセサリー]コズミック・ポンチョ
[アクセサリー]太陽のブレスレット
[アクセサリー]黒玉のイヤリング
[アクセサリー]プレアデス・リング
[アクセサリー]なし
称号
翠玉薬師の弟子
星の視線
星詠みの魔女の弟子
太陽の祝福
特別な名付け人
クリスティア王家の友
特殊な浮島の主人
富豪
先抜け跳躍者
海の祝福
天空竜の祝福
黒鴉の興味
ギルドランクD
クラン《ステラアーク》所属:クランマスター
ランクアップまで
採集依頼 13
討伐依頼 14




