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助っ人プレイ! ①

ブクマ登録やご評価ありがとうございます!




おはようございます!

スッキリとした目覚めです。


ジャージに着替えて、ユアストの通知を開きます。

あ、花ちゃんからのメッセージもあります。




Your Story ‐ミツキ‐




41ページ目





依頼をこなしてギルドランクがDになりました。

おめでとうございます。



その後クランを結成しました。

クラン名はどんな思いを込めたのでしょうか?



浮島に名付けをしました。

貴女の浮島、大切にしてください。



お疲れ様でした。






さっぱりです!

それも良いですね。




花:ルクレシアの石碑広場にあるグレナダっておじさまの屋台で待ち合わせしましょ。




おや、花ちゃんはグレナダさんを知ってるのですね!

まあ石碑広場で屋台開いているのはグレナダさんくらいですもんね。


花ちゃんに返信しました。

さて、ランニングして朝食を食べて、ログインするとしましょう!






朝食を食べてログインしました。

ディアデムを喚び出して、こしあんパンを食べます。


甘すぎないこしあんがふわふわのパンと相性バッチリです。

ルクレシアのパン屋、また行きましょう。

それにリゼットさんの所へ行けませんでしたので、今日伺いしたいところです。


よし、ではグレナダさんのところへ向かいましょう!

花ちゃんはどんな見た目してるのでしょうか!楽しみですね!



「おはようございますお師匠様」

「おはよう」


ソファでコーヒー片手に新聞紙を読んでいます。

横文字の新聞紙……外国の雰囲気ですねぇ。


「ではルクレシアへいってきます」

「ああ。気を付けて」


お師匠様に挨拶して外へ出ます。

朝日が眩しいです!


深呼吸して、空気を取り込みます。

ほあ……頭がスッキリしました。


高度が高いからか、少しひんやりしてます。

よし、では石碑広場に向かいましょう!







ルクレシアの石碑広場につきました。

いつも通りの人の多さですね。


まだ約束の時間には早いので、グレナダさんの所で何か買いましょう。



「おはようございます!」

「お、ミツキの嬢ちゃん!」

「……!」


ハンバーガー!

ハンバーガーです!


「これはなんのお肉ですか?」

「今日のはデンジャーティガーの肉だぞ。少し硬めだが噛みきれるし、絶妙に焼いたから食べ頃だぜ。それをふわふわのバンズで挟んだんだぜ。嫁さんに好評だ」

「買います!5つ下さい!」


ナタリアさんのお墨付きであれば尚更美味しい事でしょう!

デンジャーティガーは聞いたことありませんが、響き的には…危険な虎ですかね。


ふわふわのバンズ!

それは美味しいですよね!タレが染み込んだパンって最高です!


「おう!1個200リルだから、1,000リルだな」

「……1個500リルとか貰ってもいいんじゃないですか??」

「いいんだよ。自分で倒してきた奴だから実質無料ってヤツさ」

「うおお、さすがグレナダさんですね……お強い」

「嬢ちゃんも中々頑張ってるんだろ?こないだ集会でリゼットさん達に聞いたぞ」

「え?」

「あ」


グレナダさんはやべって顔をして目線を逸らしました。

え、集会……?

リゼットさんが参加する、集会………


「まっまさか!」

「嬢ちゃん!シー!シーな!」


口元で人差し指を立てるグレナダさん。

いやあの、そういうこと、ですよね!?


「……だからこんなに美味しいんですね」

「そりゃありがとよ。まぁ名の事はちいと秘密にさせてくれや」

「い、いえ公の場で失礼しました」


ここは屋台でした。

ひとまずお金を払って、脇に移動します。


はぁ、びっくりしました。

普通の屋台のおじさまだと思っていたグレナダさん、異名()持ちでした!!


リゼットさんに、お師匠様に、グレナダさん。

……異名()持ちの知り合いが増えましたね。


「……えっと、ミツキ?」

「?」


下を向いて考え事をしていると、話しかけられました。

この声は!


「……は、花ちゃん?」

「そうよ。ゲームではハイドレンジアって名前ね」


銀髪赤眼で腰まで伸びたポニーテールを揺らして、こちらを見つめるエルフの女性がいました。


小声で話しかけると、笑顔を浮かべました。

ハイドレンジア……確か、紫陽花だったような?


普段黒髪ポニーテールの花ちゃん、銀髪赤眼も似合いますね!


「そのままミツキって呼んでね」

「ふふ、そのままね。フレンド登録しましょ」

「うん!」


花ちゃん……ハイドレンジアとフレンド登録します。

名前長いですねえ!


「ハイドレンジア…ハイドレンジア…」

「好きなのよ、紫陽花」

「実名より長いね……」

「何かあったらジアとでも呼びなさいな」


ジアちゃん……!

あ、なんか呼びやすいかもです!


「ジアちゃん……」

「まあそれでもいいわね」

「……姉ちゃんそろそろさ」

「ああ、忘れてたわ」


花ちゃんは後ろを振り向いて、背後にいたグレーの狼男の腕を引っぱります。


おお、獣人ですね!

毛並みがもふもふです。


「ども、リーフです」

「ミツキです」


二葉だからリーフ……?

呼びやすくて良いですね。

プレイヤーの名前ってなんとなくみちゃいます。


「今日はよろしくお願いします」

「わたしで力になれるなら!」

「ありがとうございます」

「…もう少し砕けても大丈夫だよ?」

「……慣れたら、ちょっとは軽くなるかもです」

「猫かぶってんじゃないわよ」

「いてっ」


自己紹介をしていたらジアちゃんがリーフくんの腕をスパァン!と叩きました。

うっいい音!痛いです!

ひとまずフレンド申請します。


「姉ちゃん……」

「まあいいわ。歩きながら話しましょ」

「う、うん」


グレナダさんに手を振って挨拶し、ジアちゃんとリーフくんと一緒に進みます。


さて、どんな事を手伝ってもらいたいんですかね???



ちょっと短めですがついにミツキ、身近な異名持ちのことを知る!そして友人とプレイする!の話でした。


これからもこの作品をよろしくお願いします!

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― 新着の感想 ―
[一言] 借りてきた猫ってことわざもありますし、そりゃお年頃の男の子は知らない女の子の前では緊張しちゃいますよw
[一言] いつも楽しく読ませてもらっています。前日にポーションセットをリゼットさんに渡すような事をミツキが言っていましたが、書かれていないだけでもう渡しているのでしょうか?教えて下さい。宜しくお願いし…
[一言] 屋台のおっちゃん、うっかり口を滑らせるwww
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