新しい杖での戦闘 ①
ご覧いただきありがとうございます!
ちょっとスキル周りの設定を直してます。
過去の話も直していますので、スキルやアーツに関してはこんな感じなんだと思っていただければと思います。
冒険者ギルドへやってきました!
討伐依頼の貼られたボードの前で、依頼を眺めます。
わたしのギルドランクはFですが、受けようと思えば一個上のランクの依頼も受けられます。
無難に行くか、攻めるか……
!!!
ランクEの依頼に、ハニーピグの討伐依頼が!
やります!
ハニーピグ10体ですね。
あともう1個討伐依頼を………ふむむ。
?ビッグスライムの、討伐?
ビッグスライム1体の討伐依頼があります。
……受けてみましょうか。
討伐依頼を持って依頼カウンターへ並びます。
あ、サイファさんです。
「よろしくお願いします」
「はい、お預かり致します。………依頼カウンター受付サイファが受注確認致しました。ミツキ様のレベルであれば問題無いと思います」
「よ、良かったです」
新しい杖を試しますよ!
えっと、ルクレシア東の草原地帯にハニーピグ、ビッグスライムもいるようです。
では向かいましょう。
わたしはギルドを出て、東門へ向けて小走りに移動しました。
東門を抜けて、草原へと駆け出します。
アストラル・ワンドを装備したことによるわたしのステータスはこの通りです。
ミツキ Lv.36
ヒューマン
メインジョブ:アストラルハイウィザード Lv.7/サブ:薬師 Lv.6
ステータス
攻撃 46
防御 59 (+36)
魔攻 130 (+40)
魔防 56 (+36)
敏捷 41 (+15)
幸運 53
魔攻がすごい伸びました……!
なんだか強くなれた気がします。
「ガウッ!」
「っファイアーボム!」
突如飛びかかってきたウルフへ反射でファイアーボムを撃ったら、大爆発が起きました。
「………うそぉ」
ウルフは跡形もなく、地面は焦げ跡が残りました。
‐ウルフを倒しました‐
ウルフの毛皮を手に入れました。
レベルを確認できませんでしたね……
つい反射でファイアーボムしてしまったので。
そしてひと目でわかるくらい威力が上がりました。
今までは爆発!だったのが大爆発!になりました。
はわ………杖、大事ですね……
杖に驕らず、一歩一歩進んで行きましょう。
杖が強いのです。私自身は、もっと経験を積まないと。
よし、ハニーピグを探しましょう!
豚………豚のモンスター……!
ジャイアントピグはお呼びではないのです!
二足歩行するジャイアントピグはなんど見ても鳥肌が立ちます……!
「ファイアーアロー!」
「ブヒィッ!?」
ファイアーアローも、矢の大きさがわたしの腕2本分くらいになってます!
「……ファイアーボール!」
!炎の球もサッカーボール程の大きさだったものが、二周りくらい大きくなってます……!
威力も、上がってますね!
レベル15のジャイアントピグを一発で仕留めました!
‐ジャイアントピグを倒しました‐
ジャイアントピグのバラ肉、モモ肉を手に入れました。
よし、順調………じゃないです!
ハニーピグを探してます!
ジャイアントピグと目が合ってしまったので戦いましたが!
わたしは辺りを見回します。
モンスター……あれはゴブリン、ですね。
あれはウルフ……あれは、!
うっすら黄色い体毛をした、豚のモンスター!
………蜂みたいな模様が身体にあります!
なるほどハニーピグ………?ビーピグは響きが良くないからハニーピグなのでしょうか?
ハニーピグ Lv.19
アクティブ
【突進】【誘引】【威嚇】
発見しました!5体くらいいます!
わたしはスピードを上げます。
真っ直ぐハニーピグ目掛けて走り、魔法の準備をします。
先手必勝!
「【身体強化(魔)】、【ブースト】!サンドアロー!」
「ブモッ!?」
「サンドアロー!サンドアロー!」
目に入るハニーピグに向けて砂の矢を放ちます。
わたしを強化したかいもあり、一撃でハニーピグのHPを吹き飛ばします。
「ブモォォッ」
「っと!サンドアロー!」
ハニーピグの突進を避けて、サンドアローを撃ちます。
それは違わずハニーピグに当たり、ハニーピグは消えました。
よし、後1匹です!
1匹がいた方向へ視線を向けると、ハニーピグがウルフやスライム、コッコにボコボコにされていました。
ええええええええ!?
なんで!?
思わず足を止めてながめると、うっすら蜂蜜の香りが漂ってきます。
まさか、【誘引】!?
他のモンスターを引き寄せるのは良いですがボコボコにされるのは良いんですか!?
ハニーピグの命が、風前の灯火です……!
……いえ、ここは漁夫の利……!
申し訳ないですが、経験値となっていただきましょう!
「ファイアーボム!ウォーターボム!」
「ギャンッ」
「コケェェッ!?」
「ウィンドボム!サンドアロー!サンドアロー!」
モンスター達を視界に入れて、順番に狙っていきます。
お師匠様みたいに同時に放てたら、便利ですがね!
後でSP確認します!
「っ!サンドアロー!サンドアロー!」
こちらに飛んでくる風の球を走って避けて、砂の矢を放ち飛びかかってきたウルフを蹴り上げます。
道場で蹴りについての動作をこないだ教わりました!
「サンドアロー!」
空中に飛ばされたウルフを、サンドアローで貫きます。
よし、いいペースです!
わたしは次々とモンスターを仕留めていくのでした。
「ぜぇ………はぁ………ファイアーボム!」
し、知らない間にハニーピグが増えてて、それが更に【誘引】でモンスターが増えて、とんでもない数になってました………!
最後に残ったスライムへ魔法を放ち、スライムは弾けて消えました。
‐ハニーピグ、ウルフ、コッコ、スライムを倒しました‐
種族レベルが2上がりました。
任意の場所へステータスを割り振って下さい。
SPを4獲得しました。
メインジョブレベルが2上がりました。
ハニーピグのロース、ヒレ、ウルフの牙、コッコのトサカ、手羽元、スライムの粘液を手に入れました。
ふおおおお……過去一モンスターと戦いました。
40、くらいはいたような……!?
「し、〈おおいぬ座〉」
(…おう。どうした)
わたしはシリウスを喚び出します。
座り込んだわたしをみて首を傾げます。
「ちょっと連戦しててね、モンスターが来ないか見張ってくれる?」
(いいぜ)
シリウスはおすわりの体勢になり、耳を動かしながら周りの様子を窺います。
ではステータスの操作をしてしまいましょう。
ミツキ Lv.38
ヒューマン
メインジョブ:アストラルハイウィザード Lv.9/サブ:薬師 Lv.6
ステータス
攻撃 46
防御 62 +1 (+38)
魔攻 134 +4 (+40)
魔防 58 (+38)
敏捷 43 +2 (+15)
幸運 55 +3
よし、これで大丈夫でしょう。
SPで取れるスキルを見ましょう。
パッシブスキルとアクティブスキルがあるのは覚えてますが、そもそも今までパッシブスキルしか見てませんでしたね。
久しぶりにじっくりスキルを見るのでおさらいしましょう。
パッシブスキルは、MPを使用せずとも常時発動するスキルです。
【鑑定】や【気配察知】などですね。
アクティブスキルは、MPを使用して発動するスキルです。
【瞬間移動】とかがこれに当てはまりますね。
アーツは、必殺技です。
わたしだと魔法の技名とかが当てはまります。
SPで取れるスキルを眺めます。
……気付きませんでしたが、切り替えボタンありましたね。
切り替えボタンを押すと、アクティブスキルに切り替わりました。
なんと………
スキルの一覧を眺めます。
補助的な物が多いですね。身体強化系や、探索に使えそうなものばかりです。
ふむむ……あっ!
【二重詠唱】!これは響き的に2つの魔法を同時に放てるものですね!
【二重詠唱】
同種又は異なるアーツを二種同時に発動することができる。
シンプルですが便利そうです!
これは取っておきましょう!
‐【二重詠唱】を取得しますか‐
取得にはSP30必要となります
SP30!!
跳ね上がりましたね!
んぐぐ、でも魔法を使うわたしには、大変便利です。
取得しちゃいましょう!
わたし今SP56ありますから!
‐【二重詠唱】を取得しました‐
戦闘に役立つこと間違い無しです!
発動する時は、アーツの前に使用してその後にアーツ名を唱えればいいとの事です。
ビッグスライムとの戦闘の時に試すとしましょう!
「ありがとうシリウス、ビッグスライムを探すの手伝ってくれる?」
(おう、いいぜ)
ではビッグスライムを探しに行きましょう。
大きいスライム、一体どれくらいの大きさなのか……
現在のミツキのステータス
ミツキ Lv.38
ヒューマン
メインジョブ:アストラルハイウィザード Lv.9/サブ:薬師 Lv.6
ステータス
攻撃 46
防御 62 (+38)
魔攻 134 (+40)
魔防 58 (+38)
敏捷 43 (+15)
幸運 55
SP 26
ジョブスキル
【炎魔法】【水魔法】【風魔法】【土魔法】
【天体魔法】【星魔法】【神秘】【身体強化(魔)】【魔力強化(星)】【調合】【調薬】【精製】【短縮再現】【複製】【ブースト】
アクティブスキル
【瞬間移動】【二重詠唱】
パッシブスキル
【鑑定】【遠視】【気配察知】【隠密】【植物学者】【節約】【料理】【暗視】【夜目】【MP自動回復】【HP自動回復】【俊足】【品質向上】【精密操作】【看破】【波動】【清潔】【感覚共有】【打撃】【受け身】【回避】【魔力察知】
装備
[頭]なし
[上半身]コズミック・ローズ
[下半身]コズミック・ローズ
[靴]ウォーホースのブーツ
[武器]アストラル・ワンド
[アクセサリー]コズミック・ポンチョ
[アクセサリー]太陽のブレスレット
[アクセサリー]黒玉のイヤリング




