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耳に二つ目の穴を開けた。

作者: 鈴かすてら

手にとって頂きありがとうございます。

実体験です。

よろしくお願いします。

私は今日、耳に二つ目の穴をあけた。



一つ目は昨日まで彼女だった女性が開けてくれた。


それは、付き合うきっかけでもあった。


自然と惹かれ合い、些細な事が楽しかった。


この幸せがずっと続くと思っていた。


指輪も作った。毎日が幸せだった。


昨日まで好きって言ってたのに、突然の終わりだった。


もしかしたら彼女はずっと前から決めていたのかもしれない。


最近はLINEもまばらだった。言い合うことだって増えた。


それでも、その度、二人で話し合って解決してきた。


毎日が楽しく色々な景色を見て美味しいものを食べた。


彼女は焼肉が好きで休みの度に行きつけの焼肉屋さんによく足を運んだ。


バニラクリームフラペチーノ、ホワイトモカシロップ変更、シロップ増量。


彼女の好みのフラペチーノだって気がついたら覚えてた。


休みの度に、美味しいものを食べ、たまに遠くまで車で出かけたりもした。


水族館、観覧車、海、氷柱、山。


行きたいところリストも作ったのにもうチェックが増える事はない。


元々違う人生を歩んでいた二人、あっという間の半年、来年は同棲をして一緒になろうと話したりもした。


冗談半分で子供の名前も考えたりした。


もし、過去に戻れるなら出会わない人生を選ぶ。


こんなにも辛いなら、離れがたいなら。


そう思い私は二つ目の穴を耳にあけた。


評価、コメントして頂けたら嬉しいです。

気持ちの整理がつくまで他にも書きたいと思っております。

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