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第1詩:砕かれた恋心

小説って言うか詩です。ストーリー性の大きい詩です。いつまで続くのか、いつ更新されるのか、それ以前に連載されるのかもわからない詩です。

 空には(おぼろ)

 消えそうで消えない光

 今になると思うが

 君とよく似ている


 初めて会ったのは

 部活紹介のとき

 あまり前に出ず

 笑っていた横顔


 今思えば

 一目惚れだった

 今何してるのか

 すごく気になった


 会う機会が増えて

 すごく嬉しかった

 思い出すのは

 あの声と笑顔


 初恋だと気づいて

 あれこれ考えた

 一緒にいたいから

 何しようとか


 考えるだけなら

 誰だって許されるはず

 そう、

 考えるだけなら・・・


 君がいなくなったのは

 あまりにも突然で

 あまりにも短くて

 あまりにも悲しすぎた


 でも――――――


 僕に何ができただろう?

 君に何かしてやれたか?

 僕は悲しんでばかりで

 君のことを考えすぎた


 君との思い出が詰まった

 あの場所は今でも

 変わっていないよ

 君のいた日々と


 君と遊んだ部屋は

 景色の中に

 君がいないだけ

 空間ができる


 君のいた教室でも

 君の存在は大きくて

 ふと気がつくと

 君を探している


 あれから1週間になる

 今でも思うのは

 「体には気をつけろよ」

 くらいは言いたかった


 「好きだ」はダメでも

 「ありがとう」なら

 「幸せだよ」くらいは

 言えたかも知れないのに


 今はただ

 君の冥福を祈る

 天国でも

 笑っていて欲しいから


 今はただ

 君の幸せを祈る

 「好き」という気持ちは

 絶対に変わらないから


 でも

 まだもうしばらくは

 君を思って

 泣いていたい

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