動乱 前編
遅くなりましたー
「さて、飯も食ったことだし、そろそろ下の階に降りるか?」
「うん、降りようか。流石にずっとダンジョンに入りたくないし・・・・・」
「あはは、まぁ確かに。」
「ガハハ!まぁそう言うな!行くならサッサと行こうぜ!若人よ!」
「いや、若人って・・・・・何処のおっさんや!」
「龍斗君、早く行こ?」
「あ、はい。」
そうして俺らは6階に降りていくのであった・・・・・。
龍斗がコボルトを切り伏せると魔石を残して消滅する。龍斗はこの9階に来るまでずっと剣だけで闘っていた。そして・・・・・
「・・・・・ねぇ、龍斗君、先生・・・・・あれ・・・・・」
龍斗達の前にあるもの。それは大きい門だった。
「あぁ、あれは10階のボス部屋だ普通の階段ではなく何故か扉なんだよ。それにしても1日でここまで来れるなんてな!やっぱ神とそれに準ずるやつの力はすげーな!」
「あ、はい、それはどうも。」
「挑むんだろ?開けるぞ?」
先生が!急かした!まぁいいや!
「あ、はい、俺らが開けます。輝夜、行こ?」
「うん!頑張ろうね!」
俺らは扉に手を添え、ゆっくりと開け放った。
同刻、学園の港
学園都市の港で働いている作業員達は皆がみな空を見上げていた。
「お、おい・・・・・なんだよアレ・・・・・」
「なぁ、あれ・・・・・って・・・魔物じゃないか?」
「あぁ、ハーピー、ガーゴイル、コカトリスだな。」
空を埋め尽くすほどの魔物が迫っていた。
キーンコーンカーンコーン
『緊急放送です。全従業員、生徒は至急学園に避難してください!魔物の大群が攻めてきました。学園に避難してください!』
放送が聞こえる。すぐに逃げなければ・・・・・
「・・・・・みんな!さっさと学園に避難するぞ!!」
「お、おぉ、そうだな。早く避難しよう」
「おう」
従業員のうちの1人が声をかけるとみんなが一斉に学園に避難していく。
代わりに港に入っていく者達の一団があった。
その者達は、日本帝国騎士団のメンバー、団長を筆頭に、騎士団員100名の騎士団だ。
「よーし!お前らー!準備いーな!思う存分暴れろー!!」
団長の掛け声に団員が雄叫びをあげる。
ちょうどその時魔物が突撃してくる。
応戦する騎士たち。
戦争の行方は・・・・・
つづく!
明日の分は明後日まとめて投稿します。