黒帝龍との契約か!
『我は黒帝龍、先の神龍様と同じように完全契約を所望する』
「「「「「黒帝龍!!??」」」」」
闘技場全体に動揺が走る。
さっき神龍が出てきたばかりなのに、立て続けに黒帝龍が出てきたからだ。
『如何にも、さぁ人の子よ。汝の名は何と言う?』
「わ、私は輝夜・・・・・です。」
『輝夜か、よかろう。では、汝・・・・・名を輝夜。我と共に神龍に一生涯使え、支えることを誓いますか?』
「は、はい」
『ではがんばれよ。人の子よ』
また光る。収まるとそのには輝夜が残されていた。
龍は頑張れという言葉が好きなのだろうか・・・・・
「「「「・・・・・」」」」
外野は何が起こったのかの理解が追いつかず呆然としている。まぁ神龍に引き続きにだもんな。・・・しょうがないよ。
「輝夜、お疲れ様。さて、次は渚の番だね。」
「う、うん。お疲れ様。ソウダネ。渚ガンバってね」
「うわー、凄く嫌味に聞こえるんだけど・・・・・まぁちょっくらやってくるよ。当たって砕けろだー!」
いや、砕けたらダメだろ・・・・・
渚はササッと魔法陣に近づくとMPを流し始める。すると緑に輝き始めた。
召喚されて出てきたのは・・・・・な、ナント!
属性龍の風龍でした!
はい、人生そんなに甘くないな。
渚は少しショボリーナになっていたが気にせずに・・・・・
そこでようやく立ち直った教官たちが全クラス教室に戻るように促す。
なので俺達はガッパスの後に続いてクラスに戻った。
ーー教室ーー
「がはははは!まさかお前ら2人神龍と黒帝龍とはな!今まで出てくることは無かったのに、凄いな!がはははは!」
いや、凄いで片付けるなよ・・・・・
キーンコーンカーンコーン
「おっと、昼休みだな!飯食べて午後も頑張ろう!」
先生が教室から出てった。
いや、もっとほかに無いのかよ・・・・・
「なぁ、食堂行くか」
「そうだね。」
「うん・・・・・」
「ん?輝夜、なんか元気ない?大丈夫か?」
「え、大丈夫だよ大丈夫。ただ、黒帝龍の情報がいっぱい頭に入ってきて混乱しただけだから。」
「そっか。まぁ、制御大変だよね。分かる。」
まぁ整理するのに1分もかかんなかったが・・・・・
「さて、行こう」
食堂に入ると周りから注目されている。
いや、興味津々に見られても何もでねーぞ・・・・・
特にイベントも無くご飯を食べ食堂を後にした。
因みに午後の授業は力の使い方を確かめ、慣れるためにsクラス専用の闘技場で練習をした。
俺らは融合した事で使用法を体に刷り込まれているので難なく使えたが渚は苦戦。初級魔法までは使えるようになった。
ノリと勢いで書いております。