チートじゃねーか?
未だに神様の設定が決まらない
「ふ、不動明王・・・」
「レメゲトン?・・・ソロモンの魔導書?」
「アマテラス・・・・・だと!?」
龍斗の周りで召喚を見守っていた王を含めた日本の重鎮達は、また、神話の神々と契約を果たしている神話召喚士の人たちは目の前で起こっていることがまるで理解しきれていないだろう。理解できた人も不動明王の様な仏教に登場するような神?まで出てくるなどと思わなかったようだ。
だが、不動明王はインド神話のシヴァをピチュンしたとも伝えられているので良いの・・・かな。
そこまで思考が行き、神話召喚士の1人が恐る恐る疑問を問いかけた。
「し、失礼ながら、レメゲトンと言うのは魔導書ではなかったのですか?」
「ん?それは違う。かつての研究者が勝手に魔導書にしただけである。私はソロモン神話を統べる王である。ソロモン神話の契約者と協力関係にある時、その人の契約神の魔法を全て使えるようになる。それは私の王としての権能、全魔法である。」
「そ、そうですか・・・・・」
質問した人は驚き再び黙ってしまった。
その時龍斗は
「あのさ、俺がやって出てきたからお前らは俺の契約神なんだろ?それなら、ソロモンの王のレメゲトン、仏教最強の不動明王、日本神話の主神アマテラスオオミカミ・・・・・更に神龍・・・・・これ、スゲーチートじゃねーか?なぁ皇帝陛下?」
「あ、あぁ、そうだな。」
皇帝は半ば投げやりな返事をした。
「さて、これから何するんですか?皇帝」
龍斗にそう問われ、皇帝は質問に答えようと口を開いた
パクリじゃないですよ?一応