このガッパスめ‼余計なことを‼
今回も短いです。
龍斗が魔族との戦闘ならぬ話し合いが終わり、学園に帰ってくると、輝夜に泣きつかれた。
どうやら凄く心配していたらしい。
「ふぇ~~ん、良かった、生きてた~うえぇぇぇぇぇん!」
輝夜は人目を気にせず龍斗に抱き着きながら泣いていたが、落ち着いてくるとだんだんと顔が赤くなり龍斗から生きおいよく離れた。
「ご、ごめんなさい!・・・ですが!もう一人であんな危険なことはしないでください!」
「お、おおう・・」
輝夜の気迫に押され思わずうなずいてしまう。
「よし!じゃあこの件については終わり!」
だがしかし!その時!龍斗の端末から着信音があたりに響いた!
龍斗は端末を取り出し、見る。その着信音はの発信元は学園長からだった。端末のロック画面には学園長と表示されていたのだ。
「え?学園長?」
龍斗は嫌な予感を感じながら内容を見る。
そこにはこうつづられていた・・・
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クラスS主席 神城 龍斗
至急学園長室へ来るように。
学園長 エレン・カルザート
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「は?なんで?」
「まあ当然だな‼なんせお前は今回の防衛線に参戦したんだからな!ちなみに報告したのは俺だ‼」
横からガッパスがそう言ってきた。
まじかよ・・・報告したのかよ・・・これ、ぜってーめんどいやつじゃん!
まあしょうがないか・・・
「じゃあ行ってくる。」
「龍斗君、気おつけてね?」
「おう」
いや、魔物を相手するんじゃないのに・・・
まあいいか。そうして龍斗は学園長室へと足を向けるのだった。
次回は学園長登場です。