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動乱   後編

無理やりだったか・・・

「えっと・・・どうしたんですか?」

取り合えず近くにいた兵士に問いかける。


「あ?みりゃーわかんだろーが‼魔族が攻めてきたんだよ!お前ら、ダンジョン上がりだろ?なら早く学園に避難しろ!」

そこまで言うとその男は魔物との戦いに参戦していったが、騎士団との戦闘はここだけでなく、他のところでも火煙が上がっていた。見たところ、かなり苦戦しているようで、このままだと死人が出でもおかしくないような・・・というより、かなり追い込まれていた。

「なんか、見たところかなりやばそうだから、俺も参戦してくるわ・・・お前らは危険だから学園に避難してくれ。」


「ッ!え⁉龍斗君も戦うのですか⁉駄目です、死んでしまいますよ!龍斗君も一緒に避難しましょう!ね?」

「いや、無理だ。どうしても避難しないなら・・・【転移】」


その瞬間、先生と輝夜は光に包まれ消えた。龍斗の転移魔法によって学園に転移させのだ。


「さて、殺ろうか。」

龍斗は魔物の群れに突っ込んでいくのだった。もちろん装備はダンジョンの時のミスリルソードではなく、ダークソード・アブソリュートと聖剣エクスカリバーだ。




~一方の輝夜Side

輝夜は、さっきまで龍斗を見ていたのに龍斗が居ないことに気付くとあたりを見渡した。自分と先生が学園に居ることに気付くと泣いた。龍斗の魔法により二人が学園に移動されたのに思い当たったからである。


「龍斗君・・・ぞんな・も・・もう・・・会えないの・・・?」


先生のガッパスは、かける言葉が見つからず、ただただ見守っていたが、あることに気付くと輝夜に声をかける。

「あー、その・・なんだ。多分心配はいらんと思うぞ?」


「・・・え?」


輝夜は泣きはらした赤く充血した目をこちらに向けてきた。


「龍斗は仮にも神龍だ。恐らく魔王でも出で来ない限りは大丈夫じゃないかな?もう少しあいつを信じてやんな。信じて待つのも良い妻になるためには必要だと思うぞ?特に龍斗はな。」


「・・・グスッ・・・そうですよね、龍斗君は神龍様なんですよね。先生の言うとおり、信じて待つことにします。有難うございます。」


あれ?良い妻のところはスルーなのか?と思うガッパスなのであった・・・。






その頃龍斗はというと・・・騎士団の仕事を奪っていました。

龍斗は騎士団と戦っていた魔物たちを一掃すると、魔物たちの勢いが最も激しい場所に突っ込み聖剣エクスカリバーから放たれた聖属性魔法により壊滅させ、魔族がこの島で召喚したsssレートの陸上型の魔物、サイクロプスなどの魔物も首を切断し一瞬で倒し、魔物の掃討を行っていたのだ。それまでの時間、五分


そして今は・・・魔族の二人組と対峙していた。


「前らは魔族か?」


「ヒヒ、だったらどうするんだぁ?」


「そんなのは決まっている。殺す!」


そう言うと女のほうがー


「ふふふ、貴方…魔王様より強いのはなくて?・・・強い人は好きよぉ?」

「悪いが、俺は嫌いだな。お前は。」


「そう。残念ね。」


心底残念そうにしている。・・・え?まじの話だったの?いや、確かに顔つきは美女というほど整っているし、体つきも男を誘惑しているような体だ。特に胸がでかい・・・。もはや凶器になりうるほどに・・・


「ということで、私はもう人間に危害を加えないわ。じゃあね」


男の魔族が問う。


「チョッ、待てよ!まじで!?本気か!ナルス!」


「ええ、本当よアウリ。じゃあね。」

「くっ!この!邪魔したな!」


何がというわけなのか分からん・・・。

何をしたかったかはわからないが取り合えず撤退したみたいだ。

いや、最後の下り何?魔族ってバカなのか?B☆A☆K☆A☆なのか?



こうして魔族による侵攻はあっけなく幕を閉じた。


何が「というわけ」なのかが分からん・・・

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