表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

philosophical

波に棚引かれて/慰み

作者: abakamu

ども。abakamuです。


今回は二つになってしまいましたね……。波に棚引かれてのほうは99文字です(苦笑)


相変わらずシリアスフラグは建っております。

波に棚引かれて


もくもく


ゆらり


たっぷり

深呼吸



思う涙は

棚引き


ああ


鮮やかな

砂浜


鮮やかな

海水


鮮やかな

青空


その

全て

抱き締めて



灯火

消え


果つ


でも

忘れられぬ



兎追う

故郷


小鮒釣る

故郷


賑やか

静寂


青く

赤く



涙追いし

かの波


感じず

感ずる





慰み


人はいつだって悲しむ

人はいつだって怒る

人はいつだって泣く

人はいつだって憎む


でも


人はいつだって笑う

人はいつだって感動する

人はいつだって楽しむ

人はいつだって恋をする


でも


だからといって

現実から逃げられるわけじゃない



あくまで

歩いているのは現実


でも


歩んでいるのは夢


でも


走っているのは幻想



歩きを止めた今日


今日ぐらい


泣くより

泣きなさい

慰みになっていないのは気にせずに……。


感想ヨロです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 構成にリズム感があって面白い詩だなぁ、と感じました。打ち寄せては消える波のように、一定の文字数を保ち増えては消え、また増えて。 目で文字を追ってゆく楽しさがあって、その時目に留まった一つ一…
2013/01/02 13:17 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ